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なりたま通信所業務日誌


2009-11-07 [Sat]

茨城へ

グラコロ分は十分過ぎるほど補充できたことだし、ここらでパラボラ分を補充すべく、久方振りに茨城北部へ。昨年は高萩へ一度行ったのみだったし、「東のパラボラ聖地」の現状を追っておかないことには。とか言いつつ、パラボラの他にダムも巡るつもりなのは最近のお約束。

水戸でレンタカーを手配し、竜神ダムと竜神大吊橋で軽く (?) ウォーミングアップの後、常陸太田航空衛星センターへ。ただしこちらは特筆するような変化も無い (写真に収め難いのも相変わらず) ので早々に切り上げ、十王ダム経由で高萩へ。

茨城大学 宇宙科学教育研究センター (旧・KDDI 茨城衛星通信センター)

高萩 32m×2 パラボラマニアにとっての「聖地」こと、かつての KDDI 茨城衛星通信センターは、茨城大学の電波望遠鏡施設「宇宙科学教育研究センター」へと変容しました。現地へ行ってみると、ゲートが開いており特に立入禁止とも掲げられていなかったので、ズンズン車で中に入っていきます。いいのかオイ。

敷地内は、32m アンテナ 2 基とかつての「衛星通信館」、そして以前から屋外展示されていたホーンリフレクタを除く施設は綺麗に撤去されています。かつては一般素人では接近できなかったアングルでパラボラを眺めるも、光線状態はもろに逆光、写真に収めるのにはちと苦労。衛星通信館は「宇宙電波館」と名を変えていますが、かつてのような公開展示施設では無さげ。

かつての第 5 アンテナの前には、KDDI による「日本における国際衛星通信発祥の地記念碑」が。施設の役割が変わろうとも、この地が「衛星通信のメッカ」であることを伝える努力はしっかりされているわけで、俺としても嬉しい限り。

NTTドコモ揚枝方衛星通信所

ドコモ揚枝方 11m 高萩まで来れば、北茨城まで足を延ばすのは当然。揚枝方は 2 年振りだな。と言ってもせいぜい建物と看板の docomo ロゴが変わるくらいか……と思って来てみれば、また何やら新たなパラボラ建設中ですよオイ。今度は何だ ? まさか c 号機用アンテナもう老朽化 ? S バンド用小型パラボラも増設されていたし、結構本格的なアンテナ増設の模様。いやはや、マメに調査に来ないとダメだわ、ホント。

この後、いわき市まで足を延ばし四時ダムと高柴ダムを巡って水戸に戻り、水戸線経由で小山にて投宿。