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なりたま通信所業務日誌


2008-04-05 [Sat]

小ネタ拾い

今春の18きっぷシーズンラストの週末、小ネタを拾いに新潟・山形方面へ。昨日が久々の深夜勤務明けだったもので、往きの「ムーンライトえちご」では完全に爆睡状態。それにしても今回のサーバメンテナンスは久々に何事も無くて本当に良かった。またもサーバクラッシャーが発動したりしては、今日出掛けるどころじゃなかったかも。

村上のデッドセクション

村上〜間島間にて 最近ちょくちょく見かける、鉄道関連の雑学本。このテの本で必ず採り上げられるネタのひとつが「デッドセクション」なんですが、コイツの説明が正しいかどうかで、その本を買う価値があるかどうかが分かります。残念ながら、「電気が流れていないので車内灯が消える」と間違った説明をする本は未だ後を絶ちません。それじゃ交流電化の異相区分セクションで車内灯が消えないことを説明できないでしょーが。交直デッドセクションで車内灯が消えるのは、回路切替操作の際に遮断器を作動させるためだと何度言ったら(ry

村上〜間島間の交直デッドセクション、設置場所が村上寄りであることは予備知識として知っているので、列車本数の多い村上からアプローチできるのがありがたい。駅から徒歩20分程で到達可能ですが、下り線側は線路間際まで民家が建て込んでいて接近もままならず。上下線でセクション設置位置がオフセットされ、上下の架線死区間標識がほぼ同じ位置にあること、セクション通過後の力行票が電気機関車用と電車用で異なる位置にあるのが面白いと言えば面白いか。

小岩川〜あつみ温泉間の未成トンネル

名称不明の未成トンネル 羽越本線には、複線化に伴い線路を付け替えられた旧線跡が随所に見られますが、小岩川〜あつみ温泉間では逆に、複線化のためのトンネルが2本完成したものの供用予定が全く未定という体たらく。小岩川・あつみ温泉とも、駅から至近の場所にトンネル坑口が見えるので、お気付きの方も多いでしょう。

小岩川寄りのトンネルは坑口への接近はできなかったものの、あつみ温泉寄りの方は容易に接近可能。両トンネルの間についてもJR東日本は用地取得済みですが、トンネル以外の箇所はほとんど手付かず。なぜここまで完成しておきながら供用の目途がたたないのか、謎は深まるばかり。

新五十川トンネル

五十川にて 本日は鶴岡にて投宿予定ですが、ここまで来たからには新五十川トンネルを無視するわけにはいくまい。過去に何度か見てはいますが、移動途中の立ち寄り等で光線状態の良くないときばかりだったし。それにしてもこのささやかな「鉄道・道路併用トンネル」、他所様では意外なほどネタにされていません。何でだ?

55mのトンネルを列車が貫く様を収めようとすると、たかだか6両編成の「いなほ」よりも貨物列車の方が都合が良い。幸い、1時間後に上り貨物列車が通過してくれたので目的達成、少々早いものの鶴岡へ移動し早目に宿へチェックイン。


2008-04-06 [Sun]

羽越本線列車事故慰霊碑

慰霊碑と羽越本線上り列車 さて本日の小ネタは、2005年12月251日に起きた特急「いなほ14号」脱線事故の慰霊碑です。同年4月の福知山線列車脱線事故と共によく取り沙汰されるこの事故は、某新聞による「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」の迷言を生みましたが、そんな情緒論で事故が無くなれば世話はありません。先日公表された事故調の報告にもあったように、多分に不可抗力な要因もあったかとは思いますが、今後への教訓は決して忘れぬよう。

北余目から徒歩10分程で慰霊碑到着。警備員が常駐し監視カメラが睨みを利かせ、フラフラ訪れただけの俺には妙に居心地が悪いぞ。別にやましい事してるわけじゃないんだけどな。手を合わせた後、ちょうど上り列車が通過するので慰霊碑と絡めて写真に収め、そそくさと退散。

鳴子ダム

鳴子ダム 今回の旅行、帰路も当然のように18きっぷなわけで、移動の効率を考慮すれば東北本線経由となります。新庄までは陸羽西線で出るとして、その後の行程を検討するうち、陸羽東線を経由すれば途中で鳴子ダムへ立ち寄る余裕があることに気付き、1月の西神南以来のダム巡りを決行。ダム前を経由するバスがちょうどある時間だったので大助かり。

三成、上椎葉に続く日本で3番目のアーチ式コンクリートダム、日本人のみの手によるアーチダムとしては日本初という、いわば「アーチダム界の逢坂山トンネル」(←たとえが分かり難い)。ダム天端は冬季の閉鎖が解けておらず接近不能、上部を通る道路から見下ろすのみ。せっかく来たのに何という不完全燃焼、「すだれ放流」のタイミングを狙ってもう一遍来るしか。

30分程のダムサイト滞在の後、再びバスで駅へ戻る。さぁ9時間かけてチンタラ東京まで帰るぜい。


2008-04-12 [Sat]

「しらせ」帰投

砕氷艦しらせ(AGB5002) 本日午前中は、第49次南極観測支援任務より帰投する「しらせ」を迎えるべく台場へ。レインボーブリッジの歩道がオープンする9時を少し回る頃着いてみると、船は既に品川埠頭手前まで来てやがります。焦った焦った。深く考えず橋の南側から写真に収めるも、よく考えてみたら橋の下をくぐり出たところを狙った方が画になったような。慌てて北側に回ったときは既に遅し、晴海埠頭に向かう姿を後追いするのみ。接岸後タグの離れるまでネバり、名残惜しく撮影。晴海には、海自練習艦隊の「かしま」の姿も。

それにしても、上空にヘリ多過ぎ。全部が報道かどうか知らないけど、7機も居たぞ。付近の水上バスも、心なしか「しらせ」に接近気味に航行していたような。

宇宙科学講演と映画の会

午後は新宿へ移動し、ISAS主催の春の恒例行事へ。そういや、4月12日はペンシルロケット水平発射公開実験(1955年)の行われた日。おそらくはそれを記念して毎年4月に開催されているものと思いますが、今年は絶妙な日程ですな。的川先生は今回から司会進行役から離れましたが、私服姿で会場内の写真を撮ってる御姿を見かけたり。そういや松浦晋也さんも見かけたな。

今回の御題は、次期固体ロケットと「かぐや」について。「次期固体ロケットのLEO投入能力はM-Vの2/3、打上げコストは1/3、だからコストパフォーマンスは2倍」という数字のマジックに脱帽(ぉ。個人的には、質疑応答の場で話の出た「アルミの代わりにリチウムを使用することで、塩素ガスの出ないクリーンな固体燃料」には興味があります。あと、「かぐや」ミッションの最後にはアポロの残骸の撮影をゼヒw

最後に「祈り〜小惑星探査機「はやぶさ」の物語〜」を観賞して終演。


2008-04-19 [Sat]

筑波宇宙センター特別公開

HTV与圧キャリア用コンテナ 科学技術週間恒例のJAXA施設公開、本日は毎度おなじみTKSCへ。今回は「きぼう」打上げ等で話題性には事欠かないものの、全体的にはネタ切れ気味。「きぼう」運用管制室も次回からは公開されるかどうか微妙だし、人工衛星もGOSATが上がったら次は(宇宙利用推進本部のミッションとしては)GCOMまで間が空いてしまうし、ホント次回からはどーするよ?

そんなわけで、当方としてはセントリフュージのように「放置されている謎物件」を探す方向で(ぉ。もちろん、そないに面白いモノがそうそう転がっているわけも無く、HTV用コンテナくらいか、新発見のブツは。

戦利品は、スタンプラリーの景品としてJEMピンバッジの他、「いい加減今回は放出されるんじゃないか」と密かに期待していたGOSATのピンバッジの確保に成功。よし、次に種子島へ行く際にはコイツをお供に。


2008-04-20 [Sun]

摺上川ダム

摺上川ダム 本日は早起きして、福島・宮城方面へ。福島駅前でレンタカーを手配し、先ずは飯坂温泉の奥にそびえる巨大ロックフィルダムを目指します。そろそろ雪融けの時期であることに加え、このところの雨もあって放流シーンを期待して来てみれば、大当たり。

緩く湾曲した堤体を覆うリップラップは表面が平らに処理され、石張りを思わせる美しさ。下流側も堤体直下まで接近でき、とてもオープンな雰囲気。管理所に併設されたインフォメーションセンター(ちゃんと日曜もオープン)も内容充実で素晴らしい。デカいからという理由だけでなく、マニアなら一度は行っとけ。

前哨戦のつもりが、ついつい長居してしまった。次なる目的地・角田を目指し東北道をトバします。

角田宇宙センター

角田宇宙センター 科学技術週間の施設公開のひとつ、未踏だった角田へ。只の素人としては、普段一般に公開されていない西地区が見られる特別公開のタイミングを狙うのが好都合なもので。ちなみに、春の特別公開はちょうど桜のシーズンでもあります。

研究施設だけに説明にあたるのもバリバリの研究者、なかなか興味深い話が聞けます。笑えないネタも多かったですが(内容は察してください)。

感想としては、牛串焼きが美味かったです(←それかよ)。

七ヶ宿ダム

七ヶ宿ダム 角田の後、もう一箇所くらいダムを訪れる余裕があるので、阿武隈川水系のもうひとつの大ダム、七ヶ宿ダムを目指します。

左岸側の展望台へは容易に行けるものの、日曜のためかダム管理所への通路は閉じられ堤体へ接近できず。細い湖畔道路へ迂回し、右岸側からアプローチ。リップラップが真っ黒なのはともかく、表面をフラットに処理するのは東北の国交省フィルダムの流行りか?

右岸下流側にも小さな展望台があり、堤体下流面を俯瞰できるのが素晴らしい。やはり放流中。自然越流式でなくゲート(それもラジアルゲート!)を備えているのもうれしい。

まだ陽は高いものの、山間にあるダム堤体が相手ではこれ以上は光線状態的に厳しく、とっとと福島へ戻ってクルマを返却、「やまびこ64号」で帰路に。


2008-04-21 [Mon]

鉄道の達人(笑)

鉄道の達人 (竹書房文庫)(監修・横見 浩彦) こういう、いかにも「流行りモノ」な書籍に無条件に手を出すのは非常に癪なので、内容を確認のうえ買うかどうか判断せにゃ。少し読んでみて「しょーがねーなぁ」、更に読んで「ダメだコリャ」。というわけで、華麗にスルー……のつもりでしたが、気が変わりました。買って読んだうえで酷評することにします。いい性格してるな俺も。

俺がこのテの雑学本を評価する上でのチェックポイント「デッドセクションについての解説」(P96〜98)は、

「デッドセクション」は「死電区間」または「無電区間」とも呼ばれる、架線に電気が通っていない数十メートルの区間のこと。当然ながらそこを通る電車には電力が供給されないため、一瞬だけ車内灯が消えたりエアコンが停止したりしてしまいます。

と、期待を裏切らないダメっぷり。実際に電車に乗って交直セクション通過を子細に観察すれば、車内灯が消えた後に架線死区間標識が車窓をよぎる(つまり、死電区間の手前の通電されているはずの場所で車内灯が消えている)という事実に気付くはずですが、一体全体どう説明してくれるんでしょうか、鉄道の達人様は。実際に観察できる現象と「日本のデッドセクション」で詳細に解説されている内容を照らし合わせれば、「架線に電気が通っていない」ためではなく「回路切替操作の際にABBを開放し、架線の通電状態に関わらず電源が絶たれた状態となる」ことによるものと判るはずですが、まったく何度言わせれば(ry

まぁこの辺は、凡百の鉄道雑学モノで連綿と繰り返されてきていることなので、今更いちいち驚きはしません。本書も例に漏れないクオリティだというだけのこと。それよりも、P106〜107の記述に度肝を抜かれてしまいました。

(2008-04-22追記:改版時にコソーリ修正されるかも知れないので、証拠保持のため以下に引用)

当時の人々は、以下のように叫んで敷設に反対していました。
「鉄道が走ると、周辺に火の粉が飛んで火事になる」
「機関車が噴き出す煙で農作物が枯れる」
「履き物が売れなくなり、飛脚や人力車の客が取られる」
「若者が街に遊びに行って堕落する……と長老が言っている」
いずれも、現代の感覚では奇異に映ることばかりですが、当時の人たちはこれでも真剣です。とにかく、それまで平穏だった生活を脅かされたくないという気持ちから、各地で猛烈な反対運動が展開されました。そして反対派の意見が通り、ルート変更を強いられた路線は少なくありません。

こいつ「鉄道忌避伝説」信じてるよ!!

鉄道の達人様が得意げに紹介するこれらの「伝説」は、青木栄一著「鉄道忌避伝説の謎−汽車が来た町、来なかった町」により既に否定されています。青木氏の説への反論として述べているならともかく、懐疑論の存在を知りもしないままこれまでの通説を疑いもせず垂れ流している(少なくとも俺にはそう読める)ようでは、不勉強の誹りは免れまい。と言うか、青木氏の指摘する「伝説の再生産」がこうして行われているという実例ですな。

結論としては、巻末に参考資料として挙げたネタ本(これがまた、そこら辺で乱造されている同種の鉄道入門・雑学本のオンパレード)から寄せ集めただけのお手軽な内容に「監修:横見浩彦」のネームバリューを付加して売ろうという魂胆がミエミエの代物。是非とも、買って読んでツッコミましょう(ぉ。


2008-04-23 [Wed]

「鉄道の達人」の著者は鉄道忌避伝説虚構論を知っていたのか

先日ネタにした「鉄道の達人」(以下、本書と表記)について、「近年では鉄道忌避伝説が否定されていることを知らないのか」というのが俺の指摘のひとつだったわけですが、改めて見てみると、本書の参考資料の中に青木栄一氏の「鉄道忌避伝説の謎」が挙げられているという驚愕の事実に気付きました。こんな重大なことを見落とすとは、俺もヤキが回ったぜ。

しかしそうなると、本書の謎はますます深くなってしまったり。

「鉄道忌避伝説の謎」を参考資料としたのなら、本書の著者(あえて誰とは言わんが)は「各地に伝わる鉄道忌避の伝説は虚構である」という最近の言説を知っていたことになるはずですが、俺が指摘したように、本文中では鉄道忌避伝説虚構論へは一言も触れず、通説を疑う余地のない事実であるかのような書き方をしています。著者なりに思うところあって、否定論があることを承知のうえで「鉄道忌避は本当にあったのだ」と通説の方を支持しているのかも知れませんが、それならば伝説否定論の代表たる青木氏の著書を参考資料に挙げる理由が分かりません。せめて「近年では否定論も言われているようだが、それでも鉄道忌避は本当にあったと筆者は考える」と、両論併記のうえで自身の見解を述べているのであれば理解できるのですが、そうでないから謎が謎を呼ぶ。この辺、小一時間どころか三日三晩ほど著者を問い詰めて真意を聞きたいですな。

ひとつ可能性として考えられるのは、本書の著者は実のところ「鉄道忌避伝説の謎」を全く読んでおらず、各地に伝わる鉄道忌避伝説を紹介する本と勘違いして書名だけ拝借した、てなところ。いやまさかそれはないだろうと思いたいですが、ひょっとしたらそのまさかかも知れないと思わせるだけのクオリティに満ちているのは確か。

結論としては、素人が読むと伝説を再生産してしまい、識者が読むと謎だらけというトンデモ本である、と判断いたします。「監修:横見浩彦」に釣られて買う人も少なくないと思われる本書ですが、潜む「罠」を明らかにできただけでも、わざわざ買って内容を確認した意味があるというものですな、俺としては。


2008-04-26 [Sat]

勝浦宇宙通信所

JAXA勝浦 広報用18m さてGW開始なわけですが、先週来のJAXA施設公開の一環で勝浦宇宙通信所(KTCS)へ。といってもこの施設、追跡管制棟傍の10mと広報用18mの2基以外のアンテナには接近できないことを事前に知っております。特別公開ということで開放してくれないものかと淡い期待を抱いてたものの、やっぱり今回も非公開。現在は可搬アンテナ2基で運用中、するってーと通常時はTKSCからのリモート運用、勝浦でアンテナ操作を行うのは非常時くらいということか。施設奥に鎮座するX-Yマウントのヤツも既に運用終了だそうで。

そんなわけで、勝浦でのほぼ唯一のお楽しみ、18mパラボラの操作体験をやっておく。仰角・方位角をプッシュボタンで調整するわけですが、ボタンを押し込まないとアンテナが動いてくれない、そしていったん動くと慣性のためついつい動き過ぎてしまう、てな具合になかなか微調整が難しい。増田宇宙通信所の広報用アンテナ操作卓みたいにツマミを捻るタイプの方が俺の性には合ってる気がするな。

ところで、KDDI茨城の32mディッシュを用いての月面反射通信(EME)というのが昨年ありましたが、KTCSの18mでEMEする計画があるようで。興味のある向きは今後の情報を要チェック。

君津衛星管制センター

君津 10m級×2 KTCSとの合わせ業で、3年振りに君津の山中へも。この局、JSATとB-SATの共同使用だったかと思いますが、N-STAR a、bが退役した今、JSATは使用しているんでしょうかねぇ。

前回と比べて、少なくとも1基が撤去されていることを確認できましたが、その他のアンテナの状況はよく分からず。不審に思われてもマズイ(←既に十分不審です)ので、あまり深い調査はできず終い。

房総半島ダム巡り

片倉ダム せっかくレンタカーがあることだし、パラボラアンテナだけでなく房総方面のダムも巡っておくべきでしょう。ダムとパラボラ、既にどっちが主目的だか分かりませんが。

詳細は省略しますが、今日一日で平沢・井堰上・御宿・勝浦・亀山・片倉・金山・保台(訪問順)の計8基を攻略。千葉県の場合、堤高の高いダムが少なく、しかも多くがアースダムということでいまいちモチベーションが上がりませんが(←失礼)、だからこそ二度手間三度手間を極力避けるために集中攻略です。片倉や保台で自然越流の姿を見られたものの、ゲートを備えているのが亀山のみというのがイマイチ欲求不満かも。御宿なんざ厳重なフェンスに遮られ接近すらできなかったし。

鴨川から海岸沿いを南下する途中、各社の海底線揚陸局傍を通り過ぎるものの、さすがに立ち寄る余裕はございません。いずれ残るダムの落穂拾いとかと合わせて実施することとして、本日は白浜温泉にて一泊。


2008-04-27 [Sun]

NTT犬石中継所

NTT犬石 10m級×2 房総南部まで足を延ばしたからにはやっておきたいのが、館山市犬石地区にある衛星地球局の調査。知る人ぞ知る、NTTの小笠原諸島向け中継回線用地球局です。実は4年ほど前にも調査したことがありますが、衛星がN-STAR a、bからJCSAT-5A(N-STAR d)へと変わったことで変化がないものか、というわけ。

来てみれば、いかにもJCSAT用のゴツゴツして厚ぼったいディッシュ(←この感覚が理解できれば相当なマニア)が2基、局舎上に追加されておりました。サイズはさすがに分かりませんが、例によって10m前後か。形状はイマイチ好みではありませんが、オーソドックスなカセグレンアンテナが2基見られるようになったということで、新たなパラボラスポットとして覚えておこう。間近からのビューポイントがほとんど無いのが難点ですが。

房総半島ダム巡り(2)

小向ダム パラボラの他は、やはり本日もダム巡り。訪問順に、白浜・作名・広田・増間・安房中央・山田・小向・佐久間・大谷川・鋸山・元名・郡と、大変効率よく計12基を攻略。

昨晩降った雨の所為ばかりではないでしょうが、半数のダムで放流が確認できました。特に小向ダムは、ゲートからの放流だけでなくローラーゲート上部からも越流する始末。昨日今日と見た限り、房総のダムでは小向が最強と認定。

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Before...

なりた [失礼、品川区役所じゃなくて住友不動産のビルでしたorz]

ただただし [>「ま た こ の 形 か !」 うんうん、わかるわかる(泣)]

WINDS [>大井町にある7.6mに似てますね そう言われると、確かにこれは米国VertexRSI社製7.3mΦと似ているかも..]

 [初めまして。犬石、懐かしいですねぇ。かつては某所の11mがNTTに間借りしていましたが、数年前に岐阜大にお嫁に行き、..]

通りすがり [初めまして。アンテナの形でNEC製とわかるなんてすごいですね。 でも大きさは、7.6mφになります。 相方の、小笠原..]