2006-09-02 [Sat]
■ 鉄分が以下略
と言うわけで、以前にもチョロ〜ンと書いたように、直流化を目前に控えた敦賀付近へ出撃。もちろん、効率的な行動のために前日より「ムーンライトながら」で移動です。そういや、去年の今頃も18きっぷ乗り継ぎで大和ミュージアムを目指したんだっけなぁ。
■ 新疋田
91号運転時はともかく、定期便の「ながら」からの乗り継ぎの場合、米原からの北陸本線敦賀方面への接続が悪く、しかも敦賀行137M(419系3連)は夏コミ3日目のりんかい線始発を思わせる超満員ぶり(←例え方が偏ってます)。座ることはできたものの途中下車は逆に億劫なので、ロケハンを兼ねて、いったん敦賀まで乗り通し新疋田へ折り返します。さすがに、昼前の中途半端な時間に敦賀側からアプローチする「鉄」もそう居ないようで、新疋田での下車は俺一人。
新疋田駅近くで見かけた、新疋田変電所。施設が真新しいうえに、整流器が2機デデンと置かれていて、明らかに直流電化用と判ります。
■ 鳩原ループ
新疋田から敦賀方面へ下りつつ撮影ポイントを探す作戦でしたが、新疋田寄りではあまり面白味のあるポイントを見つけられず、結局鳩原まで来てしまいました。少々ベタですが、上り線が下り線をオーバークロスする付近のカーブ外側から望遠で狙います。
メインのターゲットは、直流化されればこの区間を走ることはまず無くなるであろう上に、521系導入で形式自体がもはや風前の灯の419系。その特徴的な「食パン」面も記録の必要有りですが、やはり種車の面影を色濃く残すクハ419を先頭にした姿を納めておきたい。日頃の行いの賜物か、1度だけながらクハ419連結編成に遭遇したので、最低限の目的は達成。ちなみにクハ418の走りは2度遭遇しました。
撮影場所のすぐ傍にある第二衣掛トンネルには、明らかに後から取り付けられたと判る直流き電線が壁面に沿っており、直流化目前であることを改めて実感。
■ 北陸トンネル
鳩原からバスで敦賀駅へ戻るも、宿に篭るにゃまだちと早い。と言うわけで、南今庄まで一駅移動し、北陸トンネル(出口)の見学を思い立つ。敦賀側出口付近の交直デッドセクション設置予定箇所を見るほうが意義がありそうな気もしますが、さすがにこれ以上歩きたくはないっす。
南今庄駅から道路を敦賀方面へ少し戻ると、「JR西日本 北陸トンネル出口 300m」の看板が出ています(列車からも見える)。俺にとっては目的通りですが、看板出して案内するほどの「名所」ですか?
さすがに特急街道&日本海縦貫線だけあって、20分程の間に「サンダーバード」と貨物列車が各1本通過し、撮影の方も目的達成。そんじゃま、再びトンネル抜けて敦賀へ戻り、今度こそ投宿。
2006-09-03 [Sun]
■ 近江塩津のデッドセクション
本日は、まもなく姿を消す交直デッドセクション2ヶ所を視察。先ずは敦賀から130Mに乗り近江塩津で下車、湖西線の高架橋沿いに歩いてセクション箇所を目指します。もっとも、次の列車まで1時間10分しか間が無く、ちょっと(いやかなり)慌しいですが。
高架下から架線を見上げつつ歩き進むうち、架線柱に「交直セクション」の標識やら特別惰行標(通常運転用と運転規制用の2つ)やらが掲げてあるのが見え、セクションが近いことを窺わせるものの、肝心の架線死区間標識が見当たらない(後で気付いたが、木に阻まれ下から見え難かった)。次に見えたのは、死区間標識の背面。しまったもうセクションを過ぎてしまったか。ちょうど高架橋の終端部、斜面を登って線路傍に接近できそうだったので登ってみれば、ばっちりセクションを見ることができました。
湖西線は単線並列なので、上り線の下り方にも(下り線の上り方にも)架線死区間標識が設けられ、一種独特な雰囲気。複線区間の交直セクションは直流→交流の方が長く逆方向は短いのですが、ここでは上下とも同じ長さです。通常ならば、ここでセクションと列車を絡めての走り撮影となるところですが、線路に接近し過ぎて反対方向からの列車が危険なのと、もとより時間が無いのでとっとと撤収。
往きは写真を撮りながらだったので30分程掛かったものの、帰りは20分で駅に到着。あー忙しかった。
■ デッドセクションを2度通過する列車
4844M(457系3連)で近江今津、折り返し4845Mで長浜へ。一見無駄な行程ですが、永原〜近江塩津、虎姫〜長浜と、1時間足らずのうちに交直セクションを2度通過するのを今のうちに体験したかったもので。
457系にせよ419系にせよ、補助回路をバッテリーでバックアップするような気の利いた対処はなされていないので、2度ともしっかり停電してくれました。「電源切替のため……」の車内アナウンスもしっかり2度流れます。乗り合わせた行楽客がこの切替を話題にしていましたが(地元の人にとっては当たり前なので、いちいち話題にしない)、お前ら交直切替と車内灯が消えるメカニズムを正しく理解できているのかと(ry
■ 長浜のデッドセクション
長浜到着後は、またも炎天下を歩いてセクションを目指します。駅から25分程で到着。沿線には「撮り鉄」な方々もちらほら見受けられますが、デッドセクションと絡めた撮影を試みる物好きはさすがに俺しか居ません。架線類まで写し込むため、確かに画にはなりませんが、こちとらネタ優先、美しい写真なぞ最初から狙ってませんて。
写真は、683系「しらさぎ」。向かって左側の前照灯が消えているのに注目。
この付近では普通列車も木ノ本折返しがあるので新疋田より本数が多く、1時間もねばればそれなりに数をこなせます。419系もクハ418・419の両方を収めることができたので成果としては十分。早めに撤収して帰京の途につくとしませう。
2006-09-09 [Sat]
■ 鹿児島
何とか寝坊もせず6時過ぎに羽田空港着、余裕を持って鹿児島行ANA 619便に間に合いました。それにしても、例の予定が発表された時には超割の申込期限を過ぎていたはずなのに、なぜ俺は超割チケットを持っているのでしょうか?
鹿児島空港到着後はいったん外へ出て、行きがけの駄賃とばかりにYS-11の撮影を狙いますが、福岡からの到着が遅れ、10時半になっちまいやがりました。大慌てでセキュリティチェックを通過し、種子島行JAC 3765便に飛び乗ります。
■ 種子島
鹿児島空港では到着直後に大降りになるなど不安定な天候だったのが、種子島に着いてみると、雲は多いものの見事に晴れ。昨日の天気予報は何だったんだ。
種子島空港も、エプロンに警察のヘリ(なぜか熊本県警)が駐機していたり、制服警官が警備に立つなど、ローカル空港にしてはちょいとばかり重い雰囲気。まぁこの辺は、自分の目的が目的だけに余計にそう感じるのでしょうが。
■ 種子島宇宙センター
空港で手配済みのレンタカーを受け取り、先ずはやはりTNSCへ。
13時前に宇宙科学技術館に到着。13時半からの施設案内ツアーに空席があったので、H-IIA F10前日というタイミングではロクに見せてもらえるわけないと知りつつ参加。案の定、大型ロケット発射場も総合指令棟もオミットされ、ロケットの丘展望台とH-II 7号機のみ。まぁ7号機は見られるうちに見ておくのが吉なので、せいぜいじっくり眺めて記録しておこう。
宇宙科学技術館に行くだけならお咎めなしですが、大崎射場の方へ進もうとすると、総合指令棟直下で検問に引っかかる。通行証が無い場合、免許証の掲示を求められしっかり記録されます。「ロケット打ち上げを見に来られたのですか? 毎回来られてます?」と苦笑交じりに訊かれる程度で、見た目ほど「厳戒態勢」というわけでもないような何と言うか、まぁ独特な雰囲気。もちろん、通常時のTNSCと比べれば大違いですが。
その他、竹崎展望台でのマスコミ各社の場所取りの様子など、打ち上げ前日の風景を目とデジカメに焼き付けておきます。9号機のときは打ち上げ当日に現地入りだったので、前日の雰囲気を味わうのは今回が初。なんつーか、着々とロケット経験値を積んでいってますな俺。
で、そろそろY-0カウントダウン始まってるんだっけ?
■ 見学場所探し
TNSCの後は、打ち上げ見学場所の下見。前回行った、通称「秘密の見学場所」は、6号機の時には封鎖されたとか「宇宙へのパスポート3」に書いてありましたが、本日16時頃に訪れた時点では封鎖のフの字も無く、今回も最有力ポイント。
あと、上里地区に射点を真正面から見据えるポイントがあると聞いたので探してみる。「パスポート3」でも写真入りで少しだけ触れられていた場所で、さほど苦も無く見つけられました。なるほど障害物も無く真正面からロケット全体像を捕らえられそうですが、思い切り道路脇なのでクルマの置き場所に困る。先程のポイントとどちらがいいか、悩ましいぜ。
その後、宇宙ヶ丘に行ってみれば、JAXAサイトには一切載っていない打ち上げ予定時刻が掲載されています。13:35〜13:49の間ですと。こりゃ大収穫。自分の足を使った情報収集活動も大事です。
■ 打ち上げ前夜
一応観光らしく門倉崎に行ってみたりするうちに、夕暮れ。Aコープで食料調達を済ませ、河内温泉で汗を流し、明日に備えるとしよう。と言っても、車中泊だけどな。
2006-09-10 [Sun]
■ H-IIA F10 延期
という知らせを、TNSC内のロケットの丘展望台で聞いたのでした(←ロケットの射点への移動を見に行っていた)。VAB開放までは進んだものの、結局ロケット本体はVABから出ず終い。まぁ、落雷こそ無いもの頻繁に雷で空が明るくなる状況で、延期にならない方が不思議だわな。
こちとら漢らしく「9月10日打ち上げ一本勝負」だったので、延期と決まればそれが1日だろうと1週間だろうと見られないことに変わりありません。明日(もう日付が変わったから今日)は大人しく種子島観光に切替だね。
追記:写真は、本日ついに移動発射台がセットされることの無かった吉信第1射点。ロケットの丘からであれば、E8800+テレコンでここまで寄れます(タワー全体を収めるために少し引いているので、実際はあと少々寄せられる)。これぞ「ロケット仕様」の威力……って、これを確認するために種子島まで来たことになるのかよ今回は。
■ 喜志鹿埼
宇宙ヶ丘に車を留めて仮眠の後、8時頃からノソノソと行動開始。空港からだとTNSCと正反対方向なものでロクに見たことの無い西之表方面へ足を延ばすことに。
と言うわけで、先ずやってきたのは種子島北端の喜志鹿埼。うっすらと対岸の大隈半島が見えます。この真北がちょうど内之浦にあたり、よく見ると、ミュー台地らしきものが肉眼でも微かに判ります。斯様な位置関係ゆえ、内之浦から極軌道に衛星を打ち上げる際にも、真南に向けて打つことは安全上できません。
■ 鉄砲館
西之表の見所と言えば、種子島開発総合センター、通称「鉄砲館」はお約束でしょう。もともと広くない駐車場が「わ」ナンバーで一杯なのは、俺と同様に本日の予定がポッカリ空いた皆様がこぞってやって来た所為?
■ 旧種子島空港
全然「観光」っぽくありませんが、やはり気になる物件なもので。駐車場ごと閉鎖されているので遠目に眺めるだけですが、旅客ターミナルも管制塔も往時のまま。
■ 増田宇宙通信所
相変わらず趣味丸出しですが、パラボラを見るのは俺的には立派な観光です。
たまに新GN用10mが思い出したように動くほかは、ことごとく真上向き。いや1基のみ真横を向いてるのがありましたが、ありゃ電波試験だったんですかねぇ?
■ 種子島宇宙センター
我ながら発想が貧困ですが、種子島観光というと結局ここに来ちまうわけです。さすがに検問がウザイので、今日は宇宙科学技術館のみ。
昨夜の天候が嘘のように、午後には打ち上げ日和になってしまいました。結局打ち上げは明日の同時刻に再設定、技術的トラブルではなく純粋に天候の問題だったよう。こればかりは人の制御の及ばない事とは言え、返す返すも残念、俺としては。
■ 門倉崎
発想貧困ついでに、これまた昨日も来てるけど、門倉崎へ。これで種子島を北端から南端まで1日で攻略完了。ちなみに写真はJAXAの光学追跡所。
何だかんだで1日掛けて島内を巡り、空港へ戻りクルマを返却したのは17時。昨日の3765便とは打って変わって、鹿児島行き最終3774便は空席が目立つ。おそらく、打ち上げ延期でキャンセルした人も少なからず居るのでしょう。突発的な予定変更に対応できて羨ましいぜチクショー。
2006-09-11 [Mon]
■ H-IIA F10成功
つーわけで、まずはめでたい。昨日現地に居た者としては、当初予定通り10日に打ち上げても支障なかったんじゃないか、という気がしないでもないですが(←往生際が悪い)。
今回直に見損ねた以上、お次の11号機が早くも気になって仕方ないんですが。なにせ初の204型だしなぁ、スケジュールの都合さえ付けば、是非とも……つーか、それより先にM-V-7だろっ!
2006-09-22 [Fri]
■ 鹿児島
本日は、定時に仕事を切り上げて羽田空港へ直行……のつもりが、突発的なサーバトラブルのシュートに駆り出され、冷や汗もの。幸い大きなトラブルにはならなかったので、後始末を後輩に任せてとっとと定時退社(←ヒデェ)。それでも、羽田到着は鹿児島行の出発15分前と、かなり際どいタイミング。おとなしく1日年休取っときゃよかったか?
夕方の出発ラッシュ時ながら、JAL 1877便は離陸待ちに引っかかることも無くスムーズに離陸、順調な飛行でほぼ定時に鹿児島到着。空港のトイレでスーツから普段着に着替え、レンタカーを受け取り、空港近くのコンビニで食料調達を済ませ、内之浦目指して夜のドライブ開始。
■ 内之浦
昨年7月のM-V-6以来、1年と2ヶ月振りの内之浦。6号機の時は延期で空振りに終わり、前回の8号機は平日に休みが取れず断念と、2回連続で振られ続けるうちに今回がラストと相成ってしまっては、サーバトラブルをほったらかしてでも行かにゃなるまいて(マテ。
鹿児島空港から内之浦までの道程は、もはやカーナビ無しでも迷わず抜け道を行けるまでに覚えてしまってます。鹿屋の中心部を通らずに高山へ直行するルートを取り、2時間弱でUSCの先の一般見学所に到着。
日付が変わる前に着いたはいいが、見学所最上段のお立ち台は既に三脚の行列。俺自身は三脚は持っているものの普段は「機動性が落ちる」と忌み嫌っているのですが、俺にとって最初で最後のM-V、それも早朝の打ち上げとあっては、失敗のリスクを軽減するためにも今回ばかりは三脚持参です。まぁ、三脚があればあったで場所取りができて便利ではありますが。
打ち上げまで、あと約6時間。幸い、見学所最上段ではFOMAが問題無く使えているので、ライブで日記更新ができるぜ(←バッテリーが持ちません)。ThinkPadのキーボードライトって役に立つなぁ。
2006-09-23 [Sat]
■ Xマイナス4時間
打ち上げ4時間前の2:36、実験所内の省電力モード移行へのアナウンスが流れる。自家発電能力に余裕の無いUSCでは、実験の無事遂行のために不要不急の電力をカットする、局地的な「ヤシマ作戦」状態となるわけです(←例えが古い)。
3:00、34mアンテナが自家発電モードに移行、ライトアップも停止。
3:06、Xマイナス3時間半。そろそろランチャーセットかな。
■ Xマイナス3時間
3:36、ランチャー開放開始。一般見学所の位置からは、整備棟ドア開放だけではロケット本体は見えず、ランチャーが旋回し始めてからようやく姿を現します。
4:00頃から角度セット開始。当初は80度、その後81度→83度→84度とセット角が変わり、最終的には発射角度82度に設定。
4時過ぎににわか雨が降り出し、風も強くなって少々焦るも、4時半頃には収まりました。やれやれ。
それにしても、見学者のクルマは後を絶たず、駐車場はとうに満杯、国道上も路駐でついに通行不能、とうとう「Uターンして内之浦の町へ戻ってください」状態となってしまいましたとさ。
■ Xマイナス2時間
打ち上げ2時間前、航空局や海保への連絡を行い、警戒態勢へ。ということは、少なくとも先程の雨の影響での中止は無いわけやね。
ランチャーセットが完了した以上、見た目上のイベントは発射までほとんど無し。後は日の出を待ちつつ、カメラの露出を調整しながらXゼロに備えるとしませう。
■ M-V-7飛翔!
トラブルらしいトラブルも無く、予定通り6:36にリフトオフ。まばゆい炎と少し遅れて届く爆音、H-IIA F9と同様の経験ですが、加速の速い固体ロケットだけに、爆音が届く頃にはもうかなりの高度に達しています。30秒程で雲の中に姿を消し、後に残るは太い「ロケット雲」。
見学所に流れるカウントアップと状況のアナウンスは、プラス25分で終了。取り立ててトラブルらしき報告がなされていないということは、少なくともロケット発射実験としては成功と考えてよいのでは。
■ 内之浦宇宙空間観測所
打ち上げ終了後はとっとと帰路についた人も少なくなかったようですが、せっかく来た内之浦、USCの中も見学しておきたい。やはり「日本のロケットの神様」の罰が当たるのはヤだからな(←だから嘘だって)。
M-Vはもう飛んでいって居ないので、M台地も見学可能。黒焦げのランチャーがセットされたままの、打ち上げ直後にしか見られない光景を記録。なにせ現在のM-V用設備は今回で見納めだからねぇ。
ランチャーが整備塔内に戻された後、記者会見後のプレスツアーの一団が到着。いったん引っ込めたランチャーを再び出して今回発射時の角度にセットし直すという太っ腹なところを見せてくれます。ちなみに、プレスの中には宇宙作家クラブの面々も。
で、SOLAR-Bの愛称が「ひので」と決定したことは、USCに居たときにiモードでチェックして気付いたのでした。なんか修学旅行列車みたい、と思ったのは俺だけ?
2006-09-24 [Sun]
■ 今日のYS-11
今日はM-V-7の予備日のつもりだったのが、昨日予定通りに打ち上がってくれたおかげで丸一日フリー。となりゃ、余命1週間を切ったYS-11の最後の撮影をするしかないでしょう。
もっとも、JA8717が退役して2機体制となっている今、サーブ340Bへの変更もしばしばで、今日の3640・3643便がちょうど機材変更に引っかかる。というわけで、チャンスは3648便の離陸と3653便の着陸時のみ。
JA8766使用の3648便は、いつものように見学デッキから撮影。昨日の写真のチェックなぞしつつ時間を潰し、さてR/W34エンドへ3653便の迎撃に行くかと腰を上げれば、R/W16運用に変わってやがります。慌てて反対方向へ足を向けるも、R/W16側の撮影ポイントなんて知りませんがな。ダメもとで、滑走路下を潜るトンネルを抜けて滑走路東側に出てみると、辛うじてフェンスが低くなっている箇所を見つけました。面倒なので、ここで決定。もちろん光線状態はアレですが、逆光は以下略。
17:15頃、少々遅れての3653便(JA8768)を無事収め、これにて任務完了。空港に戻って食事を済ませ、これまた毎度毎度の羽田行き最終JAL 1878便で帰京。
2006-09-30 [Sat]
■ 「日本の翼」が消えた日
俺が「生まれて始めて乗った飛行機」であり、最近では種子島訪問の度にお世話になったYS-11が、本日の沖永良部発鹿児島行JAC 3806便を最後に日本の国内線から完全に引退しました。
己はラストフライト乗るか撮るかしに行かないのか、と言われるかも知れませんが、今月はホレ、「ロケット月間」で派手に出費がかさんだもので、これ以上の行動はできなかったのですよ。撮影の方も、できればあと一回、高知空港あたりでやっておきたかったのですが。
そう言えば、国内で保存中のYSもその全てを見てるわけでは無し(実を言うと、所沢すら未踏)、と言うわけで、保存機巡りでもしてみようか。
● 平田優作 [永原~近江塩津・長浜~虎姫にデッドセクションの位置を戻せば 敦賀以北に、JR九州から転属の811系・813系・815..]