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なりたま通信所業務日誌


2008-10-04 [Sat]

国際航空宇宙展

JMSDF US-2(9902) このところ職場の異動とかでバタバタしまくっていましたが、この週末は気晴らしを兼ねて、横浜で開催されている国際航空宇宙展へ。mixiの知人(の知人含む)と現地で合流するも、残念ながら団体割引の利く人数には至らず。

基本的にトレードショーなので一般人が見て面白いかどうか微妙なモノも多いですが、そこはそれ、エンジンやら通信デバイスやら、普通じゃなかなか見られないものを楽しむ方向で。お陰様で、飛行機とかの写真が妙に少ないですが。

午後のデモフライト、各種ヘリが気合の入った機動を見せる一方、目玉である海自US-2は2パスのみで終了。ケチくさっ! それでも、BLCを効かせまくったありえない低速飛行が見られたのは収穫。ただ、後から写真を確認すると微妙にブレたものが多かったのは、今後の個人的改善事項だな。

お後は、同行の皆様共々お茶とケーキで歓談の後、撤収。それにしても、先程までタービンブレードやらアクチュエータやらボムラックやらを眺めていた連中が揃ってケーキバイキングというのも凄いものですなぁ。


2008-10-06 [Mon]

放棄された北陸新幹線の加越トンネルの位置はどこでしょうか?

先日素敵なネタを提供してくれたYahoo!知恵袋にこんな質問が。回答でウチのページが紹介されていますが、いやホント、加越トンネルネタってコンスタントに需要あるなぁ。そんな素晴らしいネタ物件の割には、現地調査を試みた野郎が俺くらいしかいないというのが摩訶不思議。お前ら、ネットだけで完結させず、たまには自分の足で調べろや。

位置っすか? 俺の発見した謎物件の位置ならコチラ。もちろん、これが加越トンネルとの確証はどこにも無いので、真偽の程は各自で確認・判断を。

ちなみに、加越トンネルでググッた結果の上位にはこんなページが。

どう見ても新倶利伽羅トンネルです。本当にあ(ry


2008-10-11 [Sat]

M-Vロケット実機公開展示

右:M-V実機 左:M-3SII実物大模型 本日よりISAS相模原キャンパスにおいてM-V実機の公開展示が始まるということで、小雨の降るなか披露式典および特別講演と合わせ出掛けてきました。

ISASメールマガジンによると、機体に何号機と表記すべきかという議論が内部であったようで、本日の式典での除幕で公表……のはずが、雨で濡れた幕が機体に張り付いて「M-V-2」の文字が透けてしまい、式典前から盛大にネタバレ。おまけに式典時、張り付いた幕が簡単に除幕できず10数名掛かりでひっぺがす羽目に。

式典後は、公開された機体をじっくり観察。第1段のSMRCとか、燃焼試験に供された第2段のノズル内部(残り香有り)まで見られます。ヤジ馬も多いので、写真撮影は後回し。

午後の特別講演では、キックモータKM-V1のノズル伸展スプリングなんつーアイテムが登場。ヲタ的にはこいつが最大の見モノかも知れん。あと、次期固体ロケットの森田プロマネは阪神ファンだということが判明しました(ぉ

講演終了後、雨も上がったので、改めてM-Vをじっくり見つつ写真撮影。ところで、俺としては第1段機体の正体が気になる(M-V-2の第1段は6号機に転用して飛ばしちゃってるはず)ところでしたが、ISASの中の人の説明を漏れ聞くところによると「計画中止のため、推薬を充填することなく終わった実物」とのことなので、PLANET-C用の9号機のモノと判明。第2段は言うまでも無く2号機のもので、ニコイチなわけだから展示機を2号機とも9号機とも呼び難く、こりゃ号数表記が議論になるわけだわ。それにしても、隣のM-3SIIが随分と細く見えます。

とまぁ、宇宙開発ファンの見モノがまたひとつ増えました。機会があれば、いや機会を作ってでも、M-3SII共々「匠のロケット」の姿を見ておくとよろしい。


2008-10-15 [Wed]

「あさがお」じゃなくて残念(ぉ

無難と言えば無難、ベタと言えばベタですが、GOSATの愛称は予想通り「いぶき」に決定。「ネーミングセンスが皆無なのは仕様」な俺もようやく衛星の名付け親(の一人)になることができました。打上げ見学はいつものように自腹ですが。

で、人工衛星に名前をつけたということは、運用末期には擬人化して俺のもとにやって来るわけですね、わかります。


2008-10-18 [Sat]

大阪へ

さて今週末は、京阪中之島線開業のために大阪へ。ついでに、関西方面の鉄系小ネタをいくつか拾っておこうという算段です。先ずは早起きして「のぞみ101号」で新大阪へ。EX-ICサービスも初利用。しかしどうせなら車内改札の省略までできんもんかね。

阪急新大阪連絡線の夢の跡

新大阪駅京都方 立体交差予定構造 新大阪着後は、阪急新大阪連絡線の予定構造物を確認。十三〜新大阪間の免許はいまだ有効なので、今後活用される可能性は皆無ではないものの、新大阪〜淡路間が免許廃止となった今となっては、駅京都方の新幹線高架橋に残る立体交差予定構造は完全に無用の長物と化しちゃています。

この後、淡路まで歩いてみたところ、新大阪側には鉄道予定地だったと分かる緑道や空き地が残っているものの、淡路側の予定地はいまいち痕跡がよく分からず終い。

DF50 4

DF50 4@菅原天満宮公園 東淡路南公園に保存されているEH10 61は以前に訪問済みながら、淡路にはもうひとつ、菅原天満宮公園にDF50 4が静態保存されていたり。こちらも、柵で覆われたEH10以上に厳重な保護ぶりで、写真に収めるのは限りなく無理。

それにしても、EH10にDF50と2両も保存機が近接して存在するとはどんなネタスポットなんだか、淡路。

今日の赤川鉄橋

城東貨物線淀川橋梁 (a.k.a. 赤川鉄橋) 淡路といえば忘れちゃいけない、赤川鉄橋。今日は運休することなく、貨物列車と歩行者が隣合せの光景を収めることに成功。

まぁ、斯様な「併用橋」は存在するわ、阪急も京都線と千里線のジャンクションになっているわと、確かに「鉄い」スポットではあるわな。そりゃ保存機も集まるわけだわ(多分違)

謎の立体交差

鳥飼基地京都方 立体交差予定構造 午後は、摂津市の新幹線鳥飼基地京都方に存在する謎物件を訪問。もっとも本当は謎ではなく正体は明らかで、かつて新幹線で貨物輸送を行う計画が存在したとき、鳥飼基地に隣接して設ける予定の貨物基地へ分岐するための立体交差構造が新幹線開業当初から準備されていたもの。もちろん事情を知らなければ激しく謎な物件ですが、それ以前に関心を持たんだろうよ、一般人は。というわけで、謎なモノを熱心に写真に収める不審者が約一名。

今日の阪急6300系

6300系特急@水無瀬駅 鳥飼からバスで茨木市へ出てもなお日が高かったので、軽く阪急電車の撮り鉄でもしようかと上牧、そして水無瀬へ。もっとも、油断しているとあっという間に日が落ちてしまったので、最後は妙に暗い走り写真となってしまいましたが。「俺にとっての阪急特急」6300系を何とか撮ってゲームセット。本日は西中島南方にて投宿。


2008-10-19 [Sun]

京阪中之島線

3000系快速急行(中之島にて) 今回の大阪行最大のお目当て、京阪中之島線。ただし俺としては京阪電車自体が久々過ぎるもので、京橋で初っ端から名物5000系を目撃したものだから、ついでに軽く駅撮りなぞ。中之島線開業に合わせて3000系の運用も開始されたため、地上の各駅のホーム端には撮り鉄どもがおるわおるわ。

日中に中之島方面へ向かうのは快速急行と区間急行ですが、3000系使用の快速急行は乗るほうも大人気なもので、俺は区間急行で座ってノンビリ完乗。中之島到着後は、車止の奥に設置されているシールドカッターのモニュメントを見ておくのがお約束です。

交通科学博物館

DD54 33@交通科学博物館 午後は、弁天町の交通科学博物館へ。過去に訪問済みではありますが、久々にDD54 33の姿を見ておきたくなったもので。もちろん他の展示もひと通り眺めておきましたが、DD54以外はオマケのようなものです(ヒデェ)。

最後に、弁天町駅ホームで軽く駅撮りをこなし、「のぞみ142号」で帰途へ。


2008-10-25 [Sat]

筑波宇宙センター特別公開

HTVエンジニアリングモデル ネタ切れを心配しつつ、今回も行ってきました、TKSC。

今回の新ネタは、HTVのエンジニアリングモデル(逆に言うと、他に大したモノが無い)。与圧キャリアが付いていないため少々マヌケな形状に見えますが、意外とデカイという印象。実は大きさではアポロ宇宙船(指令船+機械船)と大差無いとのこと。

心配していた「きぼう」運用管制室は公開されたものの、棟入口で手荷物を預けさせられ、もちろん撮影禁止。運用開始前に写真撮ってて本当によかった。

午後はJAXA職員による講演をいくつか拝聴。「かぐや」子衛星が「おきな」「おうな」と命名されたのは「竹取物語にちなんだネーミングを」という立川理事長の強い要望のためという笑撃の事実が明らかに(ぇ

今回見かけた新たな戦利品は「衛星通信カード」……国交省および水資源機構のダムカードに続き、JAXAもトレカ方面に進出か? ちなみにプレミアカードは「おおすみ」。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

TACCO [お疲れ様でした。 私は昼過ぎに早々と退散致しました(^_^;)。]