2006-03-04 [Sat]
■ ヒコーキ分が足りない
飛行機に乗ることが無かったり、飛行機撮影を怠ったりしていると、「ヒコーキ分」が不足して注意力・集中力の低下を招き仕事や生活に差し障りが出てくるので、ここらでヒコーキ分、具体的には「YS-11分」を補充しとかねば……って、素直にYS-11を撮りに行きたいと言いなさい>俺。
■ 今日のYS-11(1)
と言うわけでやってまいりました、YS-11のホームグラウンド鹿児島空港。H-IIA F9といい今回といい、半月に二度もよく来るぜ我ながら。突発的に遠出したくなる時のために、マイレージは常にある程度確保しておくに限ります。
10時過ぎの時点で駐機スポットに留まっていたのは、JA8717とJA8766の2機。JA8766はかなり離れた場所に1機だけで留まっていたので、多分スタンバイでしょう。2機とも、「ありがとう日本の翼 YS-11」のタイトルの入った引退記念カラー。こいつを記録しに来たと言っても過言ではありません、実は。
■ 今日のYS-11(2)
大きな荷物はコインロッカーへ預け、R/W34エンド付近へ徒歩移動。JAC 3643便で福岡から帰ってくるYSを待ちます。やって来たのはJA8768。乗ったことや駐機中の撮影は済ませてますが、飛んでいる姿を撮るのは確かこれが初めて。入れ替わりに、JA8717が3648便として福岡へ飛び立って行きました。
この後、種子島へ向けて出発したのもやはりJA8768。結局、飛行中の姿を納めることができたのは本日これ1機のみ。
■ 今日のB737NG
種子島から戻ってきたJA8768を撮影後、空港へ戻り展望デッキへ上がると、何時の間に飛来したのか、金色のANA B737NGの姿が。レジコードはJA02AN、ってーことは就航間もない2号機ですな。空港に戻るまでにランウェイチェンジしていたので、R/W34エンドでねばっていてもロクに撮れなかったことでしょう。空港デッキからの撮影に切り替えた判断は正しかったぜ。
JA8768の2度目の種子島行きとJA02ANの離陸、その他いくつかの離着陸を撮影後、適当なところで切り上げ、いつもの「かごしま空港ホテル」に投宿。
2006-03-05 [Sun]
■ 今日の鹿児島空港
昨日といい今日といい、良い撮影日和で何より。まずは空港デッキから。朝のうちは光線状態が良くないのですが、いちいち気にしていたら写真なぞ撮れません。逆光は勝利だ。
JAC 3640便で福岡へ飛び立ったのは、昨日さんざん撮影したJA8768。ということは、本日鹿児島・種子島地方を飛ぶのは別の機材になるわけですな。
■ 今日の種子島空港(1)
鹿児島でばかり撮影していても芸が無し。本日は、新空港への移転を目前に控えた種子島空港での撮影に切り替えます。これまではエプロン傍からの撮影ばかりでランウェイ傍からの記録が無いので、現空港の見納めを兼ねて足を伸ばします。
JAC 3763便の使用機材はDHC-8-400ですが、種子島の滑走路強度の関係上、離着陸重量が制限されているとのことで、座席提供数は定員よりだいぶ少なくなってます。まぁもうじき新空港ができるんだから、わざわざ現空港の改修なぞやらんわな。で、数少ない搭乗客の中には、明らかに飛行機撮影と判る人たちが。鉄道でも飛行機でも、考えることは誰しも同じですなぁ。
考えてみれば、現種子島空港とダッシュ8の組み合わせももう見られなくなるわけで、到着後エプロン傍からの撮影をそそくさと済ませた後、急いでランウェイ傍を目指します。もっとも、ランウェイへの接近ルートを誤ったために傍までは寄れず、航空無線アンテナの傍から、離陸前にランウェイ端で向きを変える姿を最大望遠で強引に撮ってお茶を濁してしまいましたとさ。もちろん、こんなアングルから撮影してるヤツは他には居りませぬ。
■ 今日の種子島空港(2)
今度こそ間違えずランウェイ傍まで接近し、3767便で飛来するYS-11を待ちます。本日の種子島はR/W13での運用なので、背後に海を入れたナイスな構図で撮影ができそう。
やってきたのはJA8788、NAMCから日本の航空会社に納入された最後のYSです。引退記念カラーではないですが、聞くところによると今月限りで退役らしいのでそれも当然か。撮影地点は滑走路の中央付近なので、タッチダウンの時よりもエアボーン時の方が迫力のある構図になりました。新空港では海を入れた構図は多分無理だと思うので、良い記録となったぜ。
現空港の記録ということで、食わず嫌いせずお次のサーブ340Bも撮影。結局、慣れもあって一番納得のいく撮影ができたのがサーブとなりました。YSを撮りに来た身としてはちと複雑ですが。
撮影チャンスはあと一回、3775便の到着がありますが、着陸後10分で空港ターミナルまで戻るなんて無理っす。撮影は取り止め、テクテク歩いて空港に戻ると、ちょうどあのダートサウンドが響いてくるところでした。先程と同じJA8788の機中の人となり、現種子島空港にお別れ。種子島訪問5度目にして、初めて宇宙センターに行かずじまい。
2006-03-11 [Sat]
■ 鉄分が足りない
道楽として鉄道に乗ることが無かったり、列車撮影を怠ったりしていると、「鉄分」が不足して注意力・集中力の低下を招き仕事や生活に差し障りが出てくるので、ここらで鉄分を補充しとかねば……って、先週も似たようなこと言ってたような気がしないでもないですが。欲求不満でも溜まってるのか?
そんな訳で、昨晩の「ムーンライトながら」に飛び乗った俺を誰が責めることができようか……つーか、指定席券を確保していた時点で既に確信犯(←誤用)ですが。
■ 今日の餘部鉄橋
そういえば、山陰方面に足を伸ばしたのって何年振りだろう。下手をすると、1994年の智頭急行初乗り以来かもしれん。そんな調子なので、餘部を訪れるのも実は今回がお初。さすがに、架け替え工事が始まる前に記録しとかねばと、ようやく重い腰を上げた次第。もちろん、真の目的はアレですが。
週末の為か18きっぷシーズンの為か天候が良い所為か、餘部での下車客多過ぎ。つーか、大垣あたりで見掛けた御仁の姿が見受けられたりしたのは決して気のせいではありません。やはり人間誰しも以下略。
本日の撮影時間は、13:38に173Dで到着してから16:50発の179Dに乗るまでの約3時間。この間に特急「はまかぜ」3本に普通列車3本が通過するので、結構効率が良いです。光線状態を見て、まずは山側から、続いて海側から、最後に駅傍から俯瞰と、ひと通りのアングルでの撮影を堪能。もちろん、1986年12月に起きた列車転落事故の慰霊碑にも手を合わせておきました。
今夜は鳥取まで移動して投宿。明日は朝早いので、とっとと寝れ>俺
2006-03-12 [Sun]
■ 今日の「出雲」
本日は4時半起床、鳥取5:28発の520Dで活動開始。浜坂で乗り換えた160D共々、ほとんど「鉄」専用列車の趣です。6:29に餘部に着いてみれば、駅傍の俯瞰ポイントは階段部まで既に三脚と望遠レンズの列。出遅れてしまった我々は背後の斜面によじ登るほかありませんが、ぬかるんだ地面での滑落事故が続出です。
まずは「はまかぜ2号」で試し撮り。ただでさえ光量の稼げない早朝に加え、あいにくの小雨模様でシャッターが1/60秒しか切れません。プレビューする限り、ブレはほとんど気にならない程度だったので撮影続行決定、7:10頃通過予定の「出雲」を待ちます。さすがにこれを撮らずに帰るわけにはいきませぬ。少々の雨やブレなぞ気にしてられるか。
列車接近のアナウンスが聞こえ、DD51のヘッドライトが見えれば、俺にとっては最初で最後の「出雲@餘部鉄橋」撮影チャンス到来。シャッターとモータドライブの音が響くなか、落ち着いてE8800のシャッターボタンを押し込みます。列車内には、餘部の景観を見ようと起きている乗客の姿も多く、斜面にへばりつく我々を物珍しげに眺めたり、車内から逆撮影したり。
駅に戻り、撮影画をプレビューしてみれば、構図的には全く文句ナッシング。さすがに拡大すればスローシャッター故のブレが判りますが、遠景ならばさほど気になるまいと割り切ります。これにてミッションコンプリート、7:36発の162Dで餘部を後にします。さぁ、13時間掛けてチンタラ帰京だ。
2006-03-21 [Tue]
■ 社内旅行
年度末進行のクソ忙しいなか、忙中閑有とばかりに日帰り社内旅行を決行。無論、東京から日帰りできるところなぞ知れているわけで、行先は西伊豆也。伊豆方面なんてよほど思い切らない限りわざわざ出向くところじゃありません、俺的には。パラボラも無いしな。
テクニカルなネタとして、韮山の反射炉を見学できたのが収穫か。前述のとおり、こういう機会でもないとわざわざ来なさそうだし。これで後は旧天城トンネルまで足を伸ばしてくれれば尚良しですが、さすがにそれは無し。
往き帰りの道中はひたすら飲むか寝るかで、リフレッシュできたのかかえって疲れたのかよく分からない休日でしたとさ。
2006-03-26 [Sun]
■ 今日の万世橋
月末も近いことだし、今月発売のDVDやらゲームソフトを回収すべく秋葉原へ。通常は買物は土曜日に済ませることにしてますが、昨日はやんごとない事情により休出だったもので。
俺の場合、ゲームソフトはソフマップ、CD・DVDは石丸電気が基本。石丸に寄るべく万世橋へ出向くと、交通博物館上に珍客EF55の姿が。こんなときに限って携帯電話カメラしか持ってないのが恨めしい。もちろん、何も無いよりは遥かにマシですが。だからと言って常にE8800を持ち歩くのも大仰だし、街歩き用のコンパクトデジカメでも検討すべきかも。
つーか、交通博物館も閉館前に行っておかねば。典型的な「いつでも行けると思っていつまでも行かない」スポットだからねぇ。
2006-03-27 [Mon]
■ ゆりかもめ延伸
本日は少々早起きして、有明経由で出勤。もちろん、ゆりかもめ豊洲延伸が目的。会社帰りに寄れるかどうか怪しいので、朝のうちに片付けてしまおう。
りんかい線経由で8時過ぎに有明に着いてみると、拍子抜けするほど人が居ない。新線開業も平日だと、一番列車でもない限りこんなもん? 列車も当然ガラガラ、難無く最前部座席を確保です。
晴海埠頭を見つつ、10分足らずで豊洲着。有楽町線に乗り換え会社へ向かう。さぁ、今日も長い一日の始まりだ。