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なりたま通信所業務日誌


2005-06-19 [Sun]

JR東海 綱島周波数変換変電所

新旧サイトとも放置プレイが続いてましたが、久々にコンテンツの移転をば。今回は電気鉄道施設ネタ2本、ひとつは東海道新幹線の周波数変換変電所です。写真の差し替えは無し、加筆修正もほとんど無しですが。

周波数変換所と言えば、電源開発の佐久間周波数変換所も次の次のレポートで取り上げる予定なので期待せず待て(←去年のレポートがまだ溜まってる奴)。

JR東日本 新軽井沢き電区分所

周波数変換変電所はともかく、き電区分所なんてマニアックにも程がありますが、「北陸新幹線・軽井沢〜佐久平間の50/60Hz境界部分に新幹線初のデッドセクションが設けられている」という誤解が根強いようなので、地磁気観測所の記事でデッドセクションに触れた者としてはネタにしないわけにはいくまい。

大体、交流電化鉄道では異相区分セクションがあるので、デッドセクションは決して珍しくない事を考えれば、全線交流の新幹線で新軽井沢が「新幹線初のデッドセクション」にはならない筈だし、新幹線の異相区分セクションではデッドセクションではなく切替セクションとなっている事さえ分かれば、異周波境界部分でも同様の切替セクションが採られていると考えるのが自然というもの。俺は10年以上も前に上記のように判断し、実際そのとおりだったわけだ。我ながらナイス洞察力。つーか、最低限この程度のリテラシーは身に付けろや、世の「鉄」な皆様方。