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なりたま通信所業務日誌


2005-07-09 [Sat]

梅雨前線を呼ぶ男

JAL1841便は、悪天候時は羽田へ戻るか福岡へダイバートの条件付きで離陸、着陸直前にかなり揺れたものの、定刻に長崎空港に着陸。予報通りの雨模様。こないだの鹿児島といい、俺の行くところへ梅雨前線がやって来るようで、凄くヤだ。でもこれで内之浦の天候が回復すれば、明日にはM-V-6が予定通り打ち上げられるか。個人的には複雑だけど。

三菱重工業長崎造船所

護衛艦きりさめ(DD104) バスで長崎市内入りすると、嫌がらせのような大雨&強風。長崎港へ行ってみるも、やはり軍艦島への遊覧船は本日欠航ですと。ベタながら、本日は市内観光に切り替えます。

大浦海岸まで歩き、対岸の三菱長崎ドックを眺めてみる。海自DDが係留されていたほか、建造中の護衛艦も少しばかり見られたり。それにしても、長崎港ってもの凄く狭い。こんな狭いところで戦艦武蔵が進水したのか。

大浦と言えば、「ちゃんぽん発祥の店」こと四海樓があるところ。やはり有名店だけあって混んでたけど、大雨のせいかさほど待たされずに席にありつく。注文したのが皿うどんというのがちとへそ曲がりですが、皿うどんもここが発祥らしいので良しとしよう。美味しくいただきましたよ、高いけど。

裏眼鏡橋

確かに眼鏡だ ネタ野郎としては、長崎に来たからには「裏眼鏡橋」を見ておかないわけにはいくまい。と言っても、存在そのものは知っていても具体的な立地は全くの謎。雨も降るなか、どこにあるとも知れないネタ物件を求めて彷徨うバカがどこにいる?……いるんだここに。

思案橋辺りをウロウロするうちに、ふと水路に沿った路地を見つけ、吸い寄せられるように進んでいけば、見つかりましたよ、いやほんと全くの偶然で。見つけた途端に脱力してしまう代物ではありますが。

実はこの裏眼鏡橋、超有名なほうの眼鏡橋からも歩いて5分とかからないロケーションだったり。周囲に目印となるものが無く場所を説明しづらいのと、やはりその「知る人ぞ知る」な感がナイスな物件なので、興味のある方は各自の努力で探してみよう(とかゆー)。

長崎原爆資料館

長崎市内を訪れるのは学生のとき以来。以前も平和公園とか原爆資料館を見たはずですが、当時の記憶がいい加減なのと、その後に新築されて現在の資料館となっているので、実質的には初めて訪問したようなものです。

展示内容は、正視するのが辛くなるものばかりでヘビーですが、だからと言って眼を背けてはならないものだ、と言っておきましょう。館内は撮影禁止なので、展示物の画像はありません、あしからず。

最近の私は、博物館に行くと「ゆっくりじっくり」見物するのを常としているので、時間が掛かってしょうがない。長崎原爆資料館でも、常設展示だけで1時間半も掛かってしまいました。これでも最後のほうはかなり駆け足で端折ったつもりなんですが。

資料館を出たのが17時過ぎ。長崎駅に戻ってコインロッカーに預けた荷物を回収し、新地中華街の近くで投宿。