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なりたま通信所業務日誌


2005-07-10 [Sun]

軍艦島遠望

端島 aka 軍艦島 本日はレンタカー利用の日。ひとまず野母崎方面を目指し、軍艦島の見えるポイントを探します。少々霞んでますが、なるほど沖合を航行する軍艦っぽいシルエット。

この端島、その姿が旧帝國海軍戦艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになった、という解説がお約束ですが、本来ならここで「ちょっと待て」とツッコミが入るところ。土佐は軍縮条約のあおりで未成に終わった戦艦だぞ。とは言え、長門や陸奥あたりを引き合いに出したら「パゴダマストはどうした」と言われるのがオチだろうから、未成艦に例えたのはある意味正しいかも。一応、軍艦島トリビアの中に「その姿が似ているとされる戦艦土佐は、実は未成艦である」ことを付け加えておきましょう。軍ヲタにとっては常識の範囲内ですけど。

針尾送信所

針尾送信所 天候の回復を待つ意味もあり、長崎市内からR202をノンビリ北上、なんとか雨も上がった13時過ぎに西海橋近くまで到達。時間はたっぷりあるので、針尾瀬戸越しに旧無線塔を望めるアングルをいろいろ探してみます。狭い急坂を下って漁港から見上げるか、針尾瀬戸の潮流が映るよう上から狙うのがよろしかろう。

改めて現地調査してみたところ、どうやら私は2号塔と3号塔を勘違いしていたようで。前回接近したのは2号塔ではなく3号塔でした。なにせ配置が正三角形だから、3本の見え方が似通ってしまって混乱してたようです。帰ったら速攻でテキスト修正せねば。

今回は、塔3本とも接近を試みてみました。前回成功済みの3号塔は当然。デイリーポータルZで紹介されていたのは1号塔でした。2号塔も接近成功しましたが、こいつは道の無いところを強引に登るはめに。2号塔もミカン畑の中なので、畑の中を通れば苦せず近づけるかも知れませんが、不審がられる可能性も大なのでそのつもりで。

15時頃から再び土砂降りに。これじゃ佐世保まで行ってもろくに軍艦も見えないだろうし、とっとと長崎空港へ向かうとしよう。