2006-12-16 [Sat]
■ 機体移動
2時間ほど仮眠の後、1時前にロケットの丘展望台到着。さすがに1時間半以上も前では先客はお二人様しかおらず、余裕で最前部に三脚を据えます。ギャラリーが増えたのは2時前後。
2:30、予定通り機体移動開始。移動そのものは20分程度で完了。意外と速い、という印象。
移動が完了してしまえば、ロケットの丘に居座ってても画的に変わりは無い。センター内の通行規制が敷かれるのは夜明け前の6:02なので、とっとと退去しどこかで再び仮眠。
■ H-IIA F11延期
宇宙作家クラブ掲示板で知る。よりによって月曜かよ! こちとら年休は昨日1日のみ、飛行機のチケットも変更が利かないので、今回も空振り決定。
■ 機体移動(2)
延期になったらなったで、見ておくべきものはあります。延期決定が燃料注入前だったのでセンター内の立ち入り制限はかかっておらず、明るいなかロケットを間近で見られる滅多に無いチャンス。上里、えびの湯と、見学ポイントからのロケットの見栄えを確認した後、ロケットの丘展望台から機体のVABへの戻し作業を見学です。
9:30、機体移動(出すのも戻すのも、作業名は「機体移動」)開始。さすがにギャラリーは少なめ。延期(あるいは、夜間打ち上げで機体移動が昼間に行われる場合)にならない限り、移動発射台に載った姿の全景を見られることは無いので、これはこれで貴重な体験&記録。そうとでも思わなきゃ報われませんて。
20分程でVAB内に引っ込めば、いつもの射場の光景に戻る。今日明日はこれ以上光景が変わることは無いので、E8800はテレコンを外して「ロケット仕様」解除。
■ 南種子観光
さて丸二日もフリーとなってしまったわけですが、どうやって時間を潰そうか。あまり調子ぶっこいてクルマ転がしてるとガソリン代が怖いので(離島価格をナメるな)、南種子の近場を見るに留めるか。で、相変わらず宇宙科学技術館で大半の時間を潰すという、芸の無さ炸裂ですが。さすがに施設見学ツアーはパス。最大50名の定員、昨日参加済みの者としては、本日種子島入りしてくるであろう方々に譲って差し上げるべきでしょう。事実、早々に定員に達して受付を締め切ってたようだし。
ところで、ロケットの丘展望台および宇宙科学技術館でお会いした人から「ロケットまつりに参加されてませんでしたか?」と言われてしまいました。ロケット趣味業界(ってなに)も狭いというかなんというか。それより、俺ってそんなに印象的な人相してますか? むしろ印象の薄い顔だと思ってましたが。
門倉岬経由で、ロケットや人工衛星の陸揚げ港である島間港を訪れた後、南種子の中心部・中之上に戻り、少々時間は早いものの「大和温泉ホテル」に投宿。名前の通り温泉併設、二食付きなもので、今日は外出せずこのまま沈没。