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なりたま通信所業務日誌


2007-07-14 [Sat]

三連休

海の日を含む7月の三連休はかなりの場合18きっぷシーズンから外れてしまうのですが、そこはそれ、東日本地区では「北海道&東日本パス」が使えるので同等の旅行が可能。というわけで、昨夜の「ムーンライトえちご」で北へ出立。

梅雨も明けきっていないうえに台風接近という天候不順の真っ只中、あっという間に雨雲に追いつかれそうではありますが。

秘境駅・女鹿

女鹿駅にて 羽越本線を乗り継ぎ、酒田からの539Mを吹浦で捨て、お隣の女鹿まで徒歩連絡。途中のお立ち台ポイントで行きがけの駄賃に「いなほ1号」の撮り鉄なぞしつつ、11時半頃、女鹿駅到達。

下り3本、上り2本しか停車しないうえ、上りは2本とも朝のみとあっては、日の長い季節に555M〜557Mのパターンを試すか、日中帯に訪問するならば543M利用のうえ片道は隣駅から徒歩を覚悟するほかありません。小砂川よりも吹浦からのほうが近そうだったので、「ムーンライトえちご」からの乗り継ぎで最も効率的なパターンを採用しましたが、同じ行動をとる者は本日は他に無し。

元は信号場だったため、駅舎には「女鹿信号場」と書いてあったうちの信号場の3文字のみ消した跡がありありと残っていたり、待合室の時刻表には乗場の番号が書いてあるのに肝心のホーム上には番線表示が無いといった中途半端さがやはり秘境駅的。国道バイパスがすぐ近くを通っているので少々騒々しくはあるものの、俺が駅に着いてから543Mに乗るまで、人っ子ひとり遭遇せず。

白瀬南極探検隊記念館

白瀬南極探検隊記念館 羽越本線、女鹿の先は秋田県。秋田まで来ると折渡とか道川といったネタもありますが、今回は趣向を変え、金浦で下車。といっても、こちらも過去に一度訪問済みのネタではありますが。

旧金浦町といえば白瀬中尉の出身地。砕氷艦「しらせ」も退役間近となった今、現役のうちに見ておきたいと思うとともに、名古屋港の「ふじ」や白瀬記念館も改めて再訪しておきたいと思いやって来た次第。今回は直前に「私の南極探検記」を読んでいたこともあり、白瀬探検隊に関する展示内容の理解も早いのなんの。あと、村山隊が極点到達時に使用した雪上車(実物)の運転席を見てハァハァする馬鹿が約一名。

できれば記念館の他にも、白瀬の生家である浄蓮時も見ておきたかったのですが、列車ダイヤの都合上、余裕時間がほとんど無く断念。

幸いにも大雨に祟られることもなく、酒田に戻って駅前に投宿。でも明日明後日までは幸運も続きそうにないか……