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なりたま通信所業務日誌


2008-04-12 [Sat]

「しらせ」帰投

砕氷艦しらせ(AGB5002) 本日午前中は、第49次南極観測支援任務より帰投する「しらせ」を迎えるべく台場へ。レインボーブリッジの歩道がオープンする9時を少し回る頃着いてみると、船は既に品川埠頭手前まで来てやがります。焦った焦った。深く考えず橋の南側から写真に収めるも、よく考えてみたら橋の下をくぐり出たところを狙った方が画になったような。慌てて北側に回ったときは既に遅し、晴海埠頭に向かう姿を後追いするのみ。接岸後タグの離れるまでネバり、名残惜しく撮影。晴海には、海自練習艦隊の「かしま」の姿も。

それにしても、上空にヘリ多過ぎ。全部が報道かどうか知らないけど、7機も居たぞ。付近の水上バスも、心なしか「しらせ」に接近気味に航行していたような。

宇宙科学講演と映画の会

午後は新宿へ移動し、ISAS主催の春の恒例行事へ。そういや、4月12日はペンシルロケット水平発射公開実験(1955年)の行われた日。おそらくはそれを記念して毎年4月に開催されているものと思いますが、今年は絶妙な日程ですな。的川先生は今回から司会進行役から離れましたが、私服姿で会場内の写真を撮ってる御姿を見かけたり。そういや松浦晋也さんも見かけたな。

今回の御題は、次期固体ロケットと「かぐや」について。「次期固体ロケットのLEO投入能力はM-Vの2/3、打上げコストは1/3、だからコストパフォーマンスは2倍」という数字のマジックに脱帽(ぉ。個人的には、質疑応答の場で話の出た「アルミの代わりにリチウムを使用することで、塩素ガスの出ないクリーンな固体燃料」には興味があります。あと、「かぐや」ミッションの最後にはアポロの残骸の撮影をゼヒw

最後に「祈り〜小惑星探査機「はやぶさ」の物語〜」を観賞して終演。