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なりたま通信所業務日誌


2008-04-06 [Sun]

羽越本線列車事故慰霊碑

慰霊碑と羽越本線上り列車 さて本日の小ネタは、2005年12月251日に起きた特急「いなほ14号」脱線事故の慰霊碑です。同年4月の福知山線列車脱線事故と共によく取り沙汰されるこの事故は、某新聞による「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ」の迷言を生みましたが、そんな情緒論で事故が無くなれば世話はありません。先日公表された事故調の報告にもあったように、多分に不可抗力な要因もあったかとは思いますが、今後への教訓は決して忘れぬよう。

北余目から徒歩10分程で慰霊碑到着。警備員が常駐し監視カメラが睨みを利かせ、フラフラ訪れただけの俺には妙に居心地が悪いぞ。別にやましい事してるわけじゃないんだけどな。手を合わせた後、ちょうど上り列車が通過するので慰霊碑と絡めて写真に収め、そそくさと退散。

鳴子ダム

鳴子ダム 今回の旅行、帰路も当然のように18きっぷなわけで、移動の効率を考慮すれば東北本線経由となります。新庄までは陸羽西線で出るとして、その後の行程を検討するうち、陸羽東線を経由すれば途中で鳴子ダムへ立ち寄る余裕があることに気付き、1月の西神南以来のダム巡りを決行。ダム前を経由するバスがちょうどある時間だったので大助かり。

三成、上椎葉に続く日本で3番目のアーチ式コンクリートダム、日本人のみの手によるアーチダムとしては日本初という、いわば「アーチダム界の逢坂山トンネル」(←たとえが分かり難い)。ダム天端は冬季の閉鎖が解けておらず接近不能、上部を通る道路から見下ろすのみ。せっかく来たのに何という不完全燃焼、「すだれ放流」のタイミングを狙ってもう一遍来るしか。

30分程のダムサイト滞在の後、再びバスで駅へ戻る。さぁ9時間かけてチンタラ東京まで帰るぜい。