2008-04-20 [Sun]
■ 摺上川ダム
本日は早起きして、福島・宮城方面へ。福島駅前でレンタカーを手配し、先ずは飯坂温泉の奥にそびえる巨大ロックフィルダムを目指します。そろそろ雪融けの時期であることに加え、このところの雨もあって放流シーンを期待して来てみれば、大当たり。
緩く湾曲した堤体を覆うリップラップは表面が平らに処理され、石張りを思わせる美しさ。下流側も堤体直下まで接近でき、とてもオープンな雰囲気。管理所に併設されたインフォメーションセンター(ちゃんと日曜もオープン)も内容充実で素晴らしい。デカいからという理由だけでなく、マニアなら一度は行っとけ。
前哨戦のつもりが、ついつい長居してしまった。次なる目的地・角田を目指し東北道をトバします。
■ 角田宇宙センター
科学技術週間の施設公開のひとつ、未踏だった角田へ。只の素人としては、普段一般に公開されていない西地区が見られる特別公開のタイミングを狙うのが好都合なもので。ちなみに、春の特別公開はちょうど桜のシーズンでもあります。
研究施設だけに説明にあたるのもバリバリの研究者、なかなか興味深い話が聞けます。笑えないネタも多かったですが(内容は察してください)。
感想としては、牛串焼きが美味かったです(←それかよ)。
■ 七ヶ宿ダム
角田の後、もう一箇所くらいダムを訪れる余裕があるので、阿武隈川水系のもうひとつの大ダム、七ヶ宿ダムを目指します。
左岸側の展望台へは容易に行けるものの、日曜のためかダム管理所への通路は閉じられ堤体へ接近できず。細い湖畔道路へ迂回し、右岸側からアプローチ。リップラップが真っ黒なのはともかく、表面をフラットに処理するのは東北の国交省フィルダムの流行りか?
右岸下流側にも小さな展望台があり、堤体下流面を俯瞰できるのが素晴らしい。やはり放流中。自然越流式でなくゲート(それもラジアルゲート!)を備えているのもうれしい。
まだ陽は高いものの、山間にあるダム堤体が相手ではこれ以上は光線状態的に厳しく、とっとと福島へ戻ってクルマを返却、「やまびこ64号」で帰路に。