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なりたま通信所業務日誌


2008-05-11 [Sun]

四国四県ダム巡り

穴内川ダム 本日は幸い雨も上がったので、朝も早よからダム巡りを。もちろん一日で見て回るにも限度があるため、ターゲットを絞る必要があります。高松空港帰着という制約を考えれば、やはり吉野川水系が無難か。

というわけで、先ずは穴内川の繁藤ダム(と言っても小堰堤)、そして上流の穴内川ダム。中空重力式ダムって、その昔大井川鉄道井川線乗り潰しついでに見た井川ダム以来かも知れん。タコ足に萌え、スキージャンプに萌え、そしてやはりラジアルゲートに萌え。

穴内川ダムから更に上流へ遡り、細く険しい峠道を越えて(繁藤、大杉と迂回しても時間的に大差無かったような気がする)再び早明浦ダムへ。クレスト放流が無ければ、ダム直下流の河川敷から堤体を真正面に見上げることができます。巨大ダムとしては珍しい? 堤頂部右岸、左岸とアングルを変えて見物、結局2時間近くも堪能してしまった。下流へと下っていくと、逆調整池の山崎ダム(やはり小堰堤)を発見。

吉野川支流の銅山川のダム群を攻略しようと思うと一日仕事になってしまいますが、せめて新宮ダムくらい攻略しておきたい。愛媛県にまで行けば、昨日と合わせ四国四県のダムに足を運んだことになるしな。というわけで、R32からR319へ分岐……しまった、「酷道」ぢゃん。必死でハンドルを操ること約1時間、精神的に死にかけながら新宮ダム到着。途中、予備知識の無かった影井堰(言うまでもなく小堰堤)を発見できたのは嬉しい誤算。

R319の隘路を引き返したくないので、川之江へ出てから池田へ抜けるルートで池田ダム着。デカくは無いものの、吉野川総合開発事業を語る上では欠かせないダム。堤高が低い分、ローラーゲートのゲートピアの巨大さ(ダム管理事務所の建物よりも高い)が目立ちます。

時間が余ったので、最後にもう1個所、高松空港近くの内場ダムへ立ち寄ることに。カーナビの示したルートは本日3度目の狭隘道路。苦労した甲斐あって、堤体直下のバルブから派手に放流する姿を見ることができました。堤体の向きと時間帯の関係上、下流側からの写真がことごとく「逆光は勝利!」状態ですが。

一日で四国四県全てに足を踏み入れ、計5基(小堰堤を含めると8基)のダムを訪問した勘定になり、効率的にはまずまず。クルマを返却、JAL1414便、B767-346(JA8975)で帰路に。