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なりたま通信所業務日誌


2008-09-20 [Sat]

台風から逃げるように長野へ

年休消化を口実に22日を休みにしたので、今週末から4連休。1日は休息日として確保するとして、残る3日を活用して長野方面へでも。なんかこのところ長野県へばかり出掛けていますが、このところ次々と気になる案件を抱えているもので。現地での時間を確保するべく、19日の夜からクルマで出発というかなりの強行軍。

台風接近の影響で大雨のなか中央道をトバし、諏訪湖SAで仮眠を取った後、5時半頃から改めて行動開始。おぉ、見事に台風一過で晴れておるぞ。もっとも今日は登山なので、下界が晴れていても全然アテになりませんが。

国立天文台 乗鞍コロナ観測所

NAOJ乗鞍コロナ観測所 7時過ぎに乗鞍高原到着。バスに乗り換えて畳平へ。やはり3000m近い高山だけに、霧が押し寄せて来るかと思えば急に雲が切れて陽光が漏れたりとコロコロ天候が変わる。どのみち下界方向の視界は全く期待できません。

畳平からは登山道。先ず目指すは摩利支天岳山頂。今回のメインのターゲットは、国立天文台乗鞍コロナ観測所です。以前から狙っていたものの、2009年度をもって観測を終了すると聞かされては、現役のうちに見ておかねばと急遽遠征計画を立てた次第。もっとも今日のように雲に覆われては太陽観測なぞ出来る筈も無く、閉ざされたドームの中に25mコロナグラフが鎮座する様を見学室から垣間見るだけ。晴れていれば、観測中の太陽コロナの映像を見られるようですが。もちろん、見学者は俺一人。

俺としてはコロナ観測所が無ければわざわざ乗鞍岳へ登る機会も無いわけで、ここまで来たついでに(ぉ)最高峰である剣ヶ峰へも登っておきます。ちょうど登る途中で雲が切れたため、剣ヶ峰や権現池、俯瞰するコロナ観測所全景をうまい具合に写真に収めることに成功。畳平へ戻るころにはまたまた霧に覆われ、乗鞍高原へ下りると雨。やはり午前中に攻略しておいて正解でした。

東京電力新信濃変電所

新信濃変電所 乗鞍高原や上高地への途中にある、稲核・水殿・奈川渡の梓川3ダムも気になるところですが、雨模様でもありダム見物はひとまずお預け、梓川テプコ館を覗いておくに留めます。3ダムは明日改めて見る予定。

山から下りた後、ふと思い立って朝日村の東電新信濃変電所に寄って見る。もちろん一般公開は無し、遠目に見るだけ。個人的な関心どころは周波数変換施設ですが、外から見える施設のどれが何なのか、分かる訳無いわな。