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なりたま通信所業務日誌


2005-03-07 [Mon]

航空機が墜落するとコンピュータがハングアップする

ばんばんばん(←机を叩く音)

via井上孝司の「不定期日記」(3月3日の記事ね)。何事かと思ったら、Microsoft Combat Flight SimulatorのKnowledge Baseですと。タイトルだけ見るとスゲェ。

KDDI 茨城衛星通信センター

KDDI茨城のレポートは、私にとってある意味エポックメーキングな記事となりました。

「日本で最初の衛星中継で伝えられたのはケネディ暗殺のニュースだった」という話は以前から知っていましたが、調べるうちにどうやら該当施設が見学可能らしいことが分かり、現地訪問&写真レポートと絡めて例のエピソードを紹介してみればいいネタになりそうだ、と思い立った次第。要するに、薀蓄を偉そうにタレるのが目的という極めて自己中な企画だったんですよ、当初は。で、行ってみれば32mもの巨大パラボラに圧倒され、その魅力にはまってしまったという。

記事を公開してから何が驚いたかって、井上孝司さんがこれを見て現地取材を敢行、紹介されたこと。実を言うとウチの「探検発見」って、井上さんの「取材メモ」のパクリ企画なんですよ、ぶっちゃけ。プロのテクニカルライターにこちらがネタを提供することになろうとは、お釈迦様でも知らぬが仏。

さらに、かのエピソードがプロジェクトXで採り上げられてからは「カセグレンアンテナ」とかで検索して来られる方が急増。KDDIに公式ページが無いものだから、ググって即ウチとこ見に来るわけですな。見学可能であることを明記してあるので、興味を持たれたら是非とも訪問してみることをお勧めします。

そんなわけで、今やちょっとした人気コンテンツと化してます。私としても大事な記事であります。今後ともよろしゅうに。

かかみがはら航空宇宙博物館

調子に乗って、もう一本記事を移転。勘の良い方はお気付きでしょうが、これも元ネタは井上さんトコ。もちろん、個人的にも「飛鳥」が見たい、YS-11が見たい、US-1Aが見たいと、もっともな理由はありましたが。

漏れ聞くところによると、各務原市は同博物館の運営見直しを考えているとか。となるとすぐに「科学」とかのキーワードが追加されることになりがちですが、航空宇宙と直接関係の無い分野にまで手を広げられるとコンセプトがぼやけて来やしませんか? せっかく「航空博物館」としてそこそこ良い展示内容を持つのだから、これ以上改悪されませんよぉに。