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なりたま通信所業務日誌


2005-10-15 [Sat]

YS-11を追え

「月刊エアライン」11月号の影響ではないけど、余命僅かなYS-11を記録しておかねばと焦っております。昨年から今年にかけて3度も種子島へ行っている関係上、搭乗機会はそこそこあるものの、撮影はほとんどやってなかったからなぁ。

10月ダイヤでYS-11の就航している空港のうち、羽田から近いのは徳島と高知ですが、どちらも1日1便のみ。夜着・朝発となる徳島よりは、昼過ぎに発着する高知のほうが、朝に羽田を発っても撮影に間に合うので好都合。というわけで、JAL1483便、MD-90-30(JA8070)の中の人となって南国市までひとっ飛び。

高知龍馬空港

YS-11A-500(JA8717) 「日本で最初に人名を冠した空港」と言われる高知龍馬空港ですが、あくまで愛称であり空港整備法上は今でも「高知空港」なので念のため。ついでに言うと、旧海軍高知航空隊基地として建設された当時は「日章飛行場」でした。日章という地名は現存しませんが、高知では今でも「日章の飛行場」と言えば話が通じるとか。

空港近辺と宿への移動くらいにしか使わない気もしますが、レンタカーを2日分奢り(相変わらずVitzだ)、R/W32エンドへ移動。付近は小公園として整備されており駐車スペースもあるので安心です。物部川河口の堤防へ上がれば滑走路を見下ろす形になるので、超望遠レンズが使えれば、海側からアプローチする着陸機を正面がちに写した後、タッチダウンを後追いで狙うこともできます。フェンス越しの撮影だと、網目にレンズを突っ込まないといけないのでかなり苦しいですが。

本日、福岡からのJAC3584〜3585便にアサインされていたのはJA8717、日本国内航空から日本航空へリースされJAL塗装で国際線に就航したこともある異色機(JAレジコードのYS-11で国際線を飛んだ唯一の機体)です。

坂本龍馬記念館

高知県立坂本龍馬記念館 台風20号の接近もあって、時折雨にも見舞われる生憎の天気。明日は天候回復するらしいので(ホントかよ)、本格的な写真撮影は明日へ持ち越すこととして早々に切り上げ、ターゲットを切り替えます。高知の見所のなかで、桂浜の県立坂本龍馬記念館が未踏なので行ってみることに。博物館なら雨でも困りはしません。

展示を見ていてふと思ったんですが、海援隊の仕事内容のなかに「土佐藩を海から応援をすること」というのがあるのですが、これって今で言う「民間軍事会社」ですか? 正確には藩の息がかかっているので、民間というか第三セクターみたいなものですが。

極めてどうでもいい話ですが、空港方面から海沿いに桂浜へ行く際に通る、浦戸湾入口に架かる「浦戸大橋」、漢字で書くと「瀬戸大橋」とかなり紛らわしいと思います。