2006-03-12 [Sun]
■ 今日の「出雲」
本日は4時半起床、鳥取5:28発の520Dで活動開始。浜坂で乗り換えた160D共々、ほとんど「鉄」専用列車の趣です。6:29に餘部に着いてみれば、駅傍の俯瞰ポイントは階段部まで既に三脚と望遠レンズの列。出遅れてしまった我々は背後の斜面によじ登るほかありませんが、ぬかるんだ地面での滑落事故が続出です。
まずは「はまかぜ2号」で試し撮り。ただでさえ光量の稼げない早朝に加え、あいにくの小雨模様でシャッターが1/60秒しか切れません。プレビューする限り、ブレはほとんど気にならない程度だったので撮影続行決定、7:10頃通過予定の「出雲」を待ちます。さすがにこれを撮らずに帰るわけにはいきませぬ。少々の雨やブレなぞ気にしてられるか。
列車接近のアナウンスが聞こえ、DD51のヘッドライトが見えれば、俺にとっては最初で最後の「出雲@餘部鉄橋」撮影チャンス到来。シャッターとモータドライブの音が響くなか、落ち着いてE8800のシャッターボタンを押し込みます。列車内には、餘部の景観を見ようと起きている乗客の姿も多く、斜面にへばりつく我々を物珍しげに眺めたり、車内から逆撮影したり。
駅に戻り、撮影画をプレビューしてみれば、構図的には全く文句ナッシング。さすがに拡大すればスローシャッター故のブレが判りますが、遠景ならばさほど気になるまいと割り切ります。これにてミッションコンプリート、7:36発の162Dで餘部を後にします。さぁ、13時間掛けてチンタラ帰京だ。