2006-07-16 [Sun]
■ 日本イリジウム安曇野アースターミナル
明けて16日、梅雨前線の影響をまともに受け、朝から断続的に強い雨。雨はともかく、山に霧がかかって山上のターゲットが見つけ辛くなるのが痛い。
本日は先ず、宿からも近い安曇野局への接近を試みます。昨日登った光城山側から林道でアプローチする作戦でしたが、それっぽい林道へハンドルを切ると、あれよあれよと下り坂となって反対側へ下山してしまいました。と言うわけで、別の林道から再アプローチして今度は成功。
外観は篠ノ井局とほぼ同じ。建設時の資材置き場だったのか、だだっ広い空き地が隣接しているので、引きで施設全景を写真に収めることもできます。もちろん、絶賛放置プレイ中。電線がぶった切られたままの受電設備が空しさに輪をかけてます。こりゃやはりKDDIの黒歴史として(以下略)。
■ 謎のKDDI管理地
安曇野局攻略の後、再び旧美麻村へ。雨と霧で視界が悪く、昨日以上に難航しそうでしたが、考えてみれば、山上に位置する地球局といえども建設時には資材を(通常はトラックで)搬入する必要があるわけで、通行止めになっていない限りクルマで接近できないわけは無かろう。というわけで、昨日通らなかったルートのうち権現山へ上る林道へと進入してみます。
山頂近くで、林道からおもむろに分岐する狭い舗装道を見つけ、こりゃ何かあるぞとはやる気持ちを抑えつつ進むこと約500m、「KDDI管理地」の看板のある空き地に辿り着いて行き止まり。もしかして、これが美麻アースターミナルの跡? 篠ノ井局や安曇野局と同じくらいの広さなので可能性は高いと思われますが、確証はありません。仮に「当たり」だったとしても、美麻局だけ解体撤去される理由がわからず、やはり謎のまま。
帰宅後調べてみると、マイクロ回線探偵団にあるDDI権現リレーステーションの写真が、今回の「謎の管理地」の場所に酷似している(鉄塔下のコンクリート擁壁の形状がソックリ)ことが判明、どうやらマイクロ回線中継局の跡だったらしい。というわけで、イリジウム美麻地球局は再び謎に逆戻りです。えー、また美麻へ探索に行かにゃアカンのか俺は。