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なりたま通信所業務日誌


2006-07-23 [Sun]

富山ライトレール

奥田中学校前駅にて 今回最大の目的、ライトレール。純粋な新線区間である富山駅北〜奥田中学校前間は当然として、経営主体の変わった奥田中学校前〜岩瀬浜間をどうするかが悩みどころですが、悩むくらいなら乗ってしまう方が早い。運賃も全線均一だし。

ひとまず岩瀬浜まで乗り通します。開業から約3ヶ月、物珍しさはまだ覚めやらないのか、試乗目的らしき人が主体で座席が軽く埋まる程度の乗り。対して、折り返しの富山駅北行は各駅で数人ずつコンスタントに乗客を拾い、結構な乗り様に。まぁこれは休日午前という時間帯の所為もあるでしょうが。

帰りは、鉄軌道境界となる奥田中学校前で下車。新設の併用軌道区間は単線のため、日中は必ず列車交換が行われます。南側にはJR時代の路盤が残り(レールは撤去済み)、「中学校前踏切」の看板もそのまま。

稲葉山風力発電所

稲葉山風力発電所 少々慌しくもライトレール試乗を終え富山駅に戻った後、レンタカーを手配。小矢部市方面へ足を伸ばすと、なにやら山上に3基の風車が回る姿が見えたので、フラフラ〜っと登ってみます。

各地を旅行していると、最近は発電風車の姿もよく見かけるようになりましたが、1基だけポツンと立ち、しかもほとんど回っていないという、いかにも「環境問題に取り組んでいます」というポーズのために在るようなものも少なくありません。やはり風車は回ってナンボ、それが複数基ともなるとなかなか壮観。山頂にあるだけに、周辺からもよく見えるうえに孤高な存在感も増す、絶妙なロケーションですな。

新倶利伽羅トンネル

新倶利伽羅トンネル 小矢部市内の北陸新幹線の建設状況を視察。石動駅西方の北陸本線傍に、新倶利伽羅トンネルが坑口を開けています。

石動〜金沢間は「スーパー特急方式」として早期に着工したため、トンネルは既に貫通していますが、金沢までフル規格着工が決まった以上、今更スーパー特急で開通させてもすぐに手戻りが発生して無駄なだけなので、当分は放置プレイ。

ところで、この新倶利伽羅トンネルはルート変更により新たに掘削されたもので、当初のフル規格計画ルートでは加越トンネルが先行着工されていたものの掘削途中で放棄されています。今回、この加越トンネルも探してみましたが、全然見つけることができませんでした。先週の美麻同様、何処にあるとも知れない物件を探すのは一筋縄ではいきませんなぁ。と言うわけで、加越トンネルに関する情報求む>all