トップ «前の日記(2007-10-10 [Wed]) 最新 次の日記(2007-10-13 [Sat])» 編集

なりたま通信所業務日誌


2007-10-12 [Fri]

ひとり慰安旅行

日頃の激務へのご褒美にと一日お休みを頂いたもので(←休日出勤の代休ともいう)、今年中に片付ける必要のあるANAマイレージの消化を兼ねて、週休と合わせ1泊2日で山口県方面へ。お泊りが湯田温泉ということで、気分はひとり慰安旅行。つっても、現地での行動は「いつもの通り」ですが。自分でレンタカーを駆るという時点で慰安もへったくれも無いのですが、そこはそれ、精神面のリフレッシュを図る方向で。

今日の山口宇部空港

B737-846(JA301J) ANA 691便は通常B767のところがA320へシップチェンジ。どうせならA321に……というのは贅沢ですかそうですか。

山口宇部到着後、レンタカーを受け取り、まずはいつものようにヒコーキ撮影と岬漁港へ来てみれば、以前あった防波堤開口部が塞がれて海岸に出られなくなってるぢゃないか。ここからのアングルが好きで何度も撮りに来てたのに。仕方無く、これもいつも通りですが空港横の公園から離陸機を狙う方向で。

陸奥記念館

陸奥記念館 俺的には山口と言えばアレですが、今回は少々趣向を変え、最初の目的地は周防大島。しかし宇部からだとさすがに遠いわ。山陽道利用でも約1時間半、島に渡ってから更に30分程走って、目的地「陸奥記念館」到着。

記念館から約3km沖の柱島泊地といえば、帝國海軍戦艦「陸奥」が謎の爆沈を遂げたところ。館内には引き上げられた乗員の遺品が、屋外には艦体の一部が展示。でも個人的には、海自PS-1(not US-1)がなぜか屋外展示(というか放置)されているのを発見したのが収穫かも。どういう繋がりなのかいまいち判りませんが。

末武川ダム

末武川ダム 薄々気付かれている向きもおられるかも知れませんが、最近はダムの魅力に開眼しつつある俺でありまして、事のついでに少しずつ「ダム巡り」なぞ始めてたり。調べてみれば、山口県には比較的大きなダムが多いようで、今回の目的の一つも実はダム。周防大島から湯田温泉への道中で立ち寄れそうなダムをカーナビ地図で探し、下松市の末武川ダムをターゲットに。しかし目的地直前で事故渋滞にハマり、到着は16時前。日の短くなりつつあるこの季節に時間ロスは厳しいなぁ。

予備知識の無いままの訪問だったので、どのような形式なのかという楽しみもあり。結論から言えば、写真の通りロックフィル。天端は開放されていますが、クルマの進入は不可。詩歌を刻んだ石版が多数飾られ文学碑プロムナードとなっているのはちょっと変わった試みですが、中にはダム建設批判ととれなくも無い内容のものもあってちとビミョー。

菅野ダム

菅野ダム そろそろ宿を目指す時間ですが、もう一箇所くらいダムを見る時間はあるかな。というわけで、近くのダムをカーナビで探し、菅野ダムへGO。20分とかからず到着。オーソドックスな重力式コンクリートダム、堤高87mは山口県内では阿武川ダムに次ぐ規模。

しかし考えてみると、ダムというのは大抵山奥にあるもので、堤体が日陰に入るのも早く、写真を撮ろうとするとスローシャッターでブレたり、開放絞りでピントが甘くなったりしがち。これからの季節、紅葉という楽しみは出てくるものの効率のよいダム巡りにゃ厳しいっすね。

もうそろそろタイムリミット、菅野ダムから湯田温泉までのルートをカーナビに頼ると、下松まで戻って徳山東ICから山陽道をかっ飛ばす羽目に。R376を経由すれば途中で島地川ダムを通るところですが、もとより立ち寄る時間なぞありませんって。