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なりたま通信所業務日誌


2008-06-21 [Sat]

下久保ダム点検放流

下久保ダム ゲート4門放流中 先日に続き、二週連続で群馬へ。今回のお目当ては、下久保ダムの点検放流です。もともとこの時期は洪水調節容量確保のための事前放流を行うのですが、今年は貯水量に余裕があることもあり、ゲート点検操作を兼ねて久々にクレスト放流が実施されます。更には、大洪水を想定してのゲート操作訓練ということで、ダム運用開始以来初となるオリフィスとクレストのゲート4門全部からの放流が本日と明日の2日間に限り行われるとあっては、万難を排してでも見に行かねばなるまい。合わせて、神流川水系のダム群を攻略する算段です。

熊谷でレンタカーを手配し、浦山ダムや滝沢ダムへの誘惑を振り切って、先ず逆調整池である神水ダムを前座に片付けてから、本命の下久保ダムへ。もちろん既にクレスト放流中ですが、10時少し前からダム直下流に陣取り、オリフィス放流の開始を待ちます。10:00ちょうど、オリフィスの1門から放流開始。10:10、もう1門からも放流開始。史上初の下久保4門同時放流ですよ、やはり来た甲斐はあったぜ。これで天候が良ければ御の字だったんですが。ちょうど4門放流開始の頃から再び小雨がぱらつき出すは、霧も出てくるはで、この後天端上へも行ってみるも写真撮影にはちと苦労されられたり。

後は更に神流川上流へと遡り、塩沢ダム・上野ダムと巡る。次回は神流川発電所見学と合わせ、天候の良いときに再訪したいですな。時間が余ったので、埼玉県は荒川水系の合角ダムへ寄り道し、最後に霧の晴れた下久保ダムへ戻り(既にクレストのみの放流でしたが)、下流側から堤体全体を俯瞰する構図で写真に収め、熊谷へ戻る。本日の攻略数5基、ダムカードも下久保と合角で確保と、成果としては良い方か。