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なりたま通信所業務日誌


2008-06-15 [Sun]

矢木沢ダム点検放流

矢木沢ダム洪水吐 放流中 関越道をすっ飛ばし、朝も早よから奥利根へ。先月にも来たばかりですが、年に一度の点検放流を見逃すわけにはいくまいて。9時過ぎに到着するも、既に人多過ぎ。

10時から放流開始。最初は5.5m3/sから始まり、10分毎に放流量を増やしながら、最終的には40m3/sまで達する。最大放流のときにはスキージャンプの傍で眺めたけど、こりゃ放流というか、立派な「瀑布」。飛散する水飛沫も半端じゃないので、アングルによっては雨具が必須。

11時20分で放流は終了。この後、ダム天端まで行ってみるも、あれだけの放流を行ったにも関わらず、水位は全く下がった様子が見られない*1。大した貯水量、というか湛水面積が広い証拠ですな。

*1 今回の放流による水位低下は約3cmらしい。

奈良俣ダム点検放流

奈良俣ダム洪水吐 放流中 午後は奈良俣ダムで点検放流が実施されるので、当然ながらハシゴです。

14時から放流開始。こちらの放流量は最大10m3/s、時間にして50分。ロックフィルで一般的なシュート式洪水吐なもので、矢木沢と比べると少々派手さには欠けますが、青空と新緑、そして巨大な白い堤体という「夏のダム」の風景に白い水流が加わり、清々しい画になります。

この後は、例によって下流の須田貝・藤原・小森の各ダムを訪問しましたが、小森が自然越流していた他はクレスト放流は見られず。藤原は導流部に水濡れが残っていたので、タイミング次第ではクレスト放流が見られたかもしれませんが。