2008-09-22 [Mon]
■ 臼田宇宙空間観測所
クルマで長野行の最終日、久々に臼田に行ってみようと思います。平日なのでアンテナも稼動中だろうし。で、篠ノ井からUDSCまでのルートを一般道優先でカーナビに検索させると、北側から林道越えでアプローチさせようとしやがります。雨も降るなかオフロードに突撃するのは自殺行為なので、結局ルート変更を2度もやらかし、下小田切交差点を通ることなく到着。
雨と霧が収まるまで、展示室で時間を潰す。リニューアルしてからは初めてだな。昔からの色褪せたパネルと、いかにもJAXA統合後に作りました的なパネルが混在。パラボラ建設を追ったISAS時代の古いビデオが泣かせる。
お目当てのパラボラは、予想通り45度くらいの仰角を付けて稼動中。よく見ると、方位角方向もわずかずつ旋回しているのが分かる。今の時期は十五夜を過ぎて下弦の頃、月の可視は深夜となるので「かぐや」では無かろう。というわけで、ターゲットは多分「はやぶさ」。
天候の回復(といっても、雨が止んだだけ)を待ったために13時過ぎまで居座ってしまった。午後の予定が慌しいぜ。
■ 佐久地方ダム巡り
佐久方面には南相木ダムという超大型物件が控えているので、是非とも訪問しておきたい。と、その前に、余地・古谷の2ダムへ寄り道。どちらも重力式コンクリート、このところの雨もあって常用洪水吐から自然越流する光景が見られ満足するも、予想外に時間を食ってしまい焦る。しかもこういう時に限って田舎名物「トロトロ走る軽トラック」に行く手を阻まれるんだこれが。
結局、南相木ダム到着は16時過ぎ。天端も直下流も開放されているので、両方ともよく見ようとすると1時間くらい平気で過ぎてしまう(大ダムだけに移動するだけで一苦労)。空は雲に覆われているものの、ちょうど雲の切れ間から漏れる陽の光で堤体が照らされ、なんとか陰気臭い画にならずに済みました。ちなみに、3ダムとも見学者は俺一人。巨大ダムを独り占めです。
南相木ダムを発ったのが17時。21時にはレンタカーを返却しないといけないので、長野県南佐久郡南相木村の山奥から横浜まで4時間で移動という、最後の最後まで強行軍な長野行でありましたとさ。