2009-08-22 [Sat]
■ 国立天文台野辺山 特別公開
さぁ、夏の恒例行事のひとつ「野辺山詣で」です。いつものように始発で出発。小淵沢に着くまではどんより曇り空で現地の天候を危ぶんでいたものの、野辺山に着く頃には日が差してきました。雲は若干残っているものの、いい写真が撮れそう。存分にパラボラ分を補充するぜ。
NRO 自体は毎年見てきているので、展示内容は全体的に軽く流す程度の見方で (ヒデェ)。なお、退色の目立っていた屋外解説パネルは大部分がリニューアルされて見やすくなっていました。書いてある内容自体は大して変わりませんが。
午前中、三鷹からいらっしゃった渡部潤一先生の講演*1を聴講した後、45m 鏡へと行ってみれば、おぉ、動いてる動いてる。いろいろな角度や光線状態からのディッシュを撮影しまくります。ほとんど上向きにカメラを構えていたので、首と腕がやたらと疲れましたが。あと、あえて逆光を狙って派手にフレアやゴーストを出しまくったり、フレーム内の鏡面の写り込みが中途半端で「ディッシュらしさ」が悪いとか、後から見返してみるとイマイチなものが多かったのは反省点。
14 時過ぎに撤収。いつもなら小淵沢方面へ戻るところですが、今回は下り列車で佐久平まで移動、投宿。
*1 冒頭の「渡辺淳一との比較」でつかみは OK。「向こうは文学者、私は天文学者、でも著書の売り上げ部数には天文学的な差が」