2010-05-17 [Mon]
■ 機体移動
0430 に起床。機体移動作業への GO が出ているのを確認して、TNSC へ。0500 頃に竹崎へ来てみると、VAB 前面扉は既に開放済み。
俺の場合、H-IIB TF1 のときから機体移動は竹崎から見るようにしています。最近、ロケットの丘展望所は機体移動時には大人気だからねぇ。今回は早朝ゆえに見学者も少ないとは思うけど。一方、竹崎はやはり人気薄。先客 1 名と俺の 2 名のみ。風が強くて超望遠撮影は厳しいぜ。
機体移動は定刻 0600 開始。竹崎から見て手前寄りの VAB1 からロールアウトした機体は真っ直ぐ LP1 へ向かい、動きが止まったのが 0620 頃、0625 頃に「機体移動終了」が告げられる。
一旦宿に戻り、写真のアップと朝食を。宿が南種子で本当に良かった。
■ 今日の南種子
H-IIB TF1 のときと同様、機体が射点上にある状態で TNSC 内の立入規制がかかっていないので、ロケットの丘展望所や大崎射点傍など、画になるアングルや可能な限り接近できる距離からの機体撮影へと励みます。ちなみに、大崎射点の傍から海岸に出ることができるのですが、さすがに機体が射点上とあって警備員が仁王立ち、「海岸から見上げた17号機の画」は残念ながら得られず。
その後、上里→長谷→(元) えびの湯の順で見学場所の下見を。結局、いつものように (元) えびの湯を第 1 候補とし、三脚を置いて撮影場所を確保。それでもまだまだ時間が余っているうえ、晴れ間が出てきたために TNSC へ戻り再度の写真撮影を。いい感じに食事時になったので、職員食堂に潜り込む。
午後は、宝満神社で打上げ成功祈願、河内温泉センターで時間潰しの後、食糧調達を済ませて再びえびの湯へ。
■ 今日のえびの湯
えびの湯では、日没まで光線状態の変わるなかでの機体撮影を。もっとも、本日は朝から風が強くて、超望遠撮影でブレまくりなのでスローシャッターがほとんど使えない。風が弱まるタイミングを見計らいながら、1930 頃までネバって何とかブレの気にならない程度の画を確保し、速攻でクルマに退避。長時間潮風に晒されて、温泉入った意味がないぢゃないか。
さすがに、外灯の無いえびの湯で日没後にクルマを動かそうとは思わないので、このまま車中で仮眠しつつ明朝まで待機です。
MHI のカウントダウンレポートによると、燃料充填の GO 判断が下され、ターミナルカウントダウン作業に入った模様。天候のほうは、曇り時々雨。画的には微妙ながら、打上げに支障は無さげ。願わくば、雲が少なめでありますように。そして風が強くなり過ぎませんように。