2006-11-03 [Fri]
■ 富山へ
7月以来の懸案を片付けるべく、「とき303号」+「はくたか2号」と乗り継いで富山へ。三連休だけに、両列車とも超満員。
いつもは、18きっぷ利用か、はたまた超割orバーゲンフェアでバビューンと高飛びという両極端な移動の仕方ばかりなので、新幹線+在来線特急乗り継ぎのようなある意味王道的移動方法がむしろ珍しいくらい。とうわけで、在来線最速の160km/h運転も今回がお初。「北陸フリーきっぷ」利用なら、富山まで特急で往復するだけで元が取れるので、この機に有効活用。
もっとも、乗ってしまえば130km/hだろうが160km/hだろうが体感は大差無く、最後尾9号車では信号機の「高速進行」現示も見られないのでいまいちよく分からない。富山に近付いてからのスピードダウンがむしろ目立つほどで、個人的には今ひとつ消化不良な感を残しつつ富山で下車。
■ 加越トンネル(?)
富山駅前で予約済のレンタカーを受け取り、小矢部市を目指す。いったん新倶利伽羅トンネルに立ち寄ったあと、前回の積み残し「加越トンネル」の探索へ。前回は小矢部市内の山の中を散々走り回って何も見つけられませんでしたが、その後の調査で、当時の工事現場が名ヶ滝地区であったことを突き止めたため、今度はターゲットを絞って探索できます。
そんなこんなで、見つけた怪しい物件がコイツ。新幹線用にしては断面積が小さいとか、坑口が北向き(当初予定ルートであれば坑口は東を向くと思われる)であるとか、不可解なところもありますが、他にソレっぽいモノが皆目見当たらないのだから仕方ありません。本坑ではなく先進導坑か横坑の可能性もあるわけで、確証は無いもののコイツが最有力であることには違いなかろう。というわけで、どなたか追確認よろ(←誰がするんだそんなコト)。
■ 子撫川ダム
謎の廃棄トンネルを探し求めて走り回ってた近くに存在する、傾斜遮水壁型ロックフィルダム。最近ネタ切れ気味なこともあり、そのうち「ダム巡り」とか始める可能性が高いので、手戻りを防ぐためにも機会のあるときにとっとと見ておくに限ります。
■ 海王丸パーク
富山方面で未踏のネタのひとつ、新湊で保存中の帆走練習船「海王丸」を見学。へー、帆船の舵輪って船尾にあるんだー(帆の状態を見ながら舵を切る必要があるため)、知らんかったよ。あと、オメガ航法装置とかナブスター航法装置といった今じゃ見られない小ネタもあってそこそこ楽しめました(←無線に詳しくないクセに)。
さすがにこの季節は日の落ちるのも早く、16時過ぎには撤収準備にかかる。東の空に浮かぶ月が美しい。そういや今日は十三夜だ。
18時前にクルマを返却し、駅前に投宿。しかし昨年12月といい今年7月といい今回といい、駅に近いからってアルファーワンばかり利用するのも芸が無さ過ぎやしませんか>俺。
はじめまして。<br>加越トンネルですが・・・小矢部市の議会便りに写真が載っていました。<br>そのトンネルで間違いないように思えますが、いかがでしょうか?<br>http://www.city.oyabe.toyama.jp/gikai/pdf/157.pdf
情報ありがとうございます。どうやら間違いなさそうですね。<br>このページも、いつの間にやらリンク元や検索語の記録がえらいことになってるなぁ。