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なりたま通信所業務日誌


2007-05-12 [Sat]

500系「のぞみ1号」

東京駅にて GWも過ぎたことだし、ピークを避けて遠出するにはそろそろ良い頃合。と言うわけで、朝一の「のぞみ1号」で広島方面を目指します。もちろん500系。そろそろヤバイ500系には乗れるときに乗っておかねば。朝早いのが仇となって、道中6割方寝てましたが。ダメぢゃん俺。

右手車窓に岩鼻PCトラス橋を眺めれば広島到着。すぐさま呉線に乗り換え、10:30、呉到着。

海上自衛隊呉史料館

海自呉史料館(潜水艦「あきしお」) 今回のお目当ては言うまでも無く、4月5日オープンの海自呉史料館、通称「てつのくじら館」。大和ミュージアムの斜向かいに、ゆうしお型潜水艦「あきしお」の巨大な姿が。これがまた全体を写真に収めるのに一苦労。広角レンズが欲しいぜ。

目玉である「あきしお」艦内は、さすがに全てを隠さず公開というわけにはいかず、士官居住区から士官公室、艦長室、発令所にかけてといったところ。一部の床面に開口部が設けられて魚雷格納庫の一部を覗けるものの、電信室とか機関室、セイル内なぞは完全にオフリミット。発令所内は写真撮影禁止なので、今売りの「世界の艦船」をチェックされたし。

それにしても、売店で「それゆけ! 女性自衛官」フィギュアを扱ってるってーのが何ともかんとも。かくいう俺も、土産に所望したのが「平和の国のネバーランド」だったりするので、あまりとやかく言えませんが。

大和ミュージアム

海保潜水調査船「しんかい」 呉に来たなら、やはり大和ミュージアムは外せません。前回訪問時と比べて、来場者の平均年齢が若干若くなったような気がいたします。年寄りの懐古だけでなく、一般的な見どころとして人口に膾炙しつつあるのでしょうか。

現在、おそらく海自史料館オープンとの繋がりで、企画展「呉と潜水艦」を開催中。常設展示とは別料金というのがちとケチ臭い懐に痛いですが、せっかくだから見ておけ。1910年の第六潜水艇事故における佐久間艇長の遺書の現代語訳とか、伊四〇〇型のカラー映像とか、それなりに見どころはあります。

そういえば、屋外には海保大で保存されていた潜水艇「しんかい」が展示されていますが、背後に「あきしお」を絡めてのツーショットを狙うと面白いかも。やっぱり広角レンズが欲しいところやね。

今日のおおすみ型輸送艦

輸送艦「くにさき」(LST4003) 大和ミュージアムのテラスから海自艦艇の姿をチェックしてみると、いましたよ輸送艦「くにさき」が。大物艦艇も見られたことだし、よしよし。

本来なら1泊したいところですが、諸事情により今回は日帰り。呉駅前からの広島空港行リムジンバスは、終始乗客俺一人のみ。ANA 688便にて帰京。